『国文研究』掲載論文一覧(1955年〜1960年)
第6号(1960年3月)
木村竜子「萬葉集における所謂形容詞のカリ活用について」
福山布威「今昔物語の文法と語法」
白土ルリ子「紫式部日記にあらわれたる紫式部の性格と心理」
第5号(1959年9月)
久野アツ子「芥川の習作作品に見ゆる白秋の投影について」
下村裕子「『みだれ髪』の表現法に関する一考察」
古賀節子「徒然草の生活観」
江崎都「八代集における『賀歌』の研究」
稲田耕子「源氏物語―人物論―」
筒井久子「伊勢物語研究」
上村香代子「『人麻呂作』及び『人麻呂歌集』の歌」
中村楷子「古今集に於ける『ぬ』と『つ』」
第4号(1958年3月)
牧田周子「古事記に於ける会話引用について」
長野倫子「懸詞の研究」
平田芙美子「八代集に於ける『菊』考」
東矢賴子「『あはれ』『をかし』の一考察」
吉田ヤス「向性(性格)と家庭環境との関連」
一瀬幸子「吉野川の童女」
中村楷子「助動詞『ぬ』に関する一考察」
福山布威「接頭辞の一考察」
池沢美保子・岩下禎子・姫島多賀子「有馬皇子の萬葉歌」
山本捨三「随筆旅と詩想」
第3号(1957年12月)
高野玲子「古事記における天皇に対する用語意識」
楠田靖「篁物語の写本に関する研究」
竹田和子「源氏物語の接頭語について」
吉田孝子「『破戒』と『罪と罰』の比較文学的研究」
第2号(1956年12月)
大橋綾子「『わざうた』本質考」
山口敏子「近松の『虚実皮膜論』について」
紫藤好子「芭蕉における西行の投影」
原田順子「『もみぢ』考」
創刊号(1955年11月)
石松ミネ「現代仮名づかい使用の実態に就いて」
松本歌子「方言に悩まされる」
一瀬幸子「古事記「志良宜歌」考」
楠田克「伊勢物語の助動詞について」