写真館
A photograph collection
画像をクリックしていただくと拡大された画像が表示され,その拡大された画像をクリックしていただくと閉じます。
また,拡大画像下部の矢印で左右の画像に移ります。
活火山
An active volcano
30数万年前に誕生した阿蘇山は,その後4回の大規模な噴火を行い,現在の阿蘇山の形となった。カルデラ形成後の約7万年前以降,カルデラ内に中央火口丘群が形成され,そのうちの1つとして古くから今現在まで噴火活動を行っているのが中岳である。
中岳の第一火口は常時TVモニターで監視されており,二酸化硫黄濃度もリアルタイムで測定され,危険濃度になった場合,観光目的での火口周囲への立ち入りが制限される。制限区画は4つに分けられ,風向きと二酸化硫黄濃度によって分単位で規制・解除が行われることもある。
中岳の噴火活動は非常にパターン化されており,噴火→噴火の沈静化→カルデラ湖形成→カルデラ湖の消失→噴火孔の形成→噴火孔の赤熱現象→噴火,というサイクルを繰り返している。
これにより噴火の予測が非常に容易であり,そのことにより火口間際までの大量の観光客の誘導が可能になった。
観光情報
Tourist information
東西18km,南北24km,周囲128km,世界最大の大きさを誇るカルデラの中にある阿蘇五岳。そのなかで今も火山活動を続ける中岳は,現在は第1火口のみとなってしまったが,もくもくと噴煙を上げるその姿は阿蘇が生きていることを見る者に実感させてくれる。
阿蘇火山西火口規制情報 |
中岳火口の規制情報をリアルタイムで確認することができる
|
---|---|
PCURL |
http://www.aso.ne.jp/~volcano/
|
携帯URL |
http://www.aso.ne.jp/~volcano/i/
|
- 住所
- 熊本県阿蘇市黒川阿蘇山
- 電話番号
- 0967-32-1960
- 期間
- 通年
- 時間
- 8:30~17:30(時期により変動あり)
- 公園道路使用料金(1台)
- マイクロバス:1,580円
- 普通車 : 560円
- 軽自動車 : 320円
- 二輪車 : 100円
- 阿蘇山ロープウェー料金(往復)
- 大人(中学生以上):1000円
- 小人(小学生以下): 500円
- 定休日
- 無休(立ち入り規制時は入場不可)
- 駐車場
- あり
- 参考URL
- MAPPLE観光ガイド
- http://www.mapple.net/spots/G04300084701.htm
詳細マップ
パノラマ
パノラマ
画像の上でマウスをドラッグしてください(SHIFTキーで拡大、CTRLキーで縮小)
○
砂千里
周辺情報
Information around the spot
砂千里ヶ浜(Sunasenri-ga-hama) |
砂千里ヶ浜は,古い火口の跡で,火山灰に覆われている。
中岳火口の南東部に位置し,黒い砂浜が続いていることからこの名がついた。
灰色の火山が積もった上に雨水によって無数の筋がつけられており,中央から火山の線にむかって伸びている。遊歩道も一部しか整備されておらず,ガスが発生することもある。
|
---|---|
所在地 |
〒869-2232 熊本県阿蘇郡阿蘇町砂千里ヶ浜
中岳火口西展望所から歩いて480m
|
注意事項 |
砂千里の駐車場上方は16:00に閉鎖,
中岳へと続く有料道路のゲートは17:00に閉鎖されるので注意。
|
写真館 |
仙酔峡 (Sensuikyo Gorge) |
仙酔峡は阿蘇山が爆発したときの溶岩流によって出来た渓谷。標高900mで阿蘇中岳と高岳の北麗に位置する。
例年4月29日から行われる仙酔峡つつじ祭りでは約5万本のミヤマキリシマが6月にかけて咲き誇る。一番の見頃は5月半ば前後。また,その美しさから「仙人が花に酔う程,美しい峡谷」といわれたことが名前の由来となっている。
5月中は多くの観光客が訪れるため,土日はもちろん平日も渋滞になるほど。13時頃までは2~3kmの渋滞が発生しやすいので,渋滞が嫌な人は朝9時頃までに行くか16時過ぎに行くのがお勧め。ここから阿蘇火口東へつながる仙酔峡ロープウェイもでており,阿蘇火口東駅から火口展望所までの約400mの間で,阿蘇の火口周辺の自然を上空から見学できる。
|
---|---|
所在地 |
熊本県阿蘇市一の宮町仙酔峡
|
問い合わせ |
開花情報:仙酔峡インフォメーションセンター 0967-22-4451
仙酔峡つつじ祭り:つつじ祭り実行委員会 0967-22-3111
仙酔峡ロープウェイ: 0967-22-4187
|
仙酔峡つつじ祭り開催期間 |
4月29日~5月31日
|
仙酔峡ロープウェイ営業時間 |
9:00~17:00
|
仙酔峡ロープウェイ料金(往復) |
大人:1,500円
小人:750円
|
駐車場 |
250台
|
写真館 |
[ミヤマキリシマの2枚の画像提供:MORIMORI URL:http://morimori.cside.tv/photo/came.htm]
阿蘇山ロープウェー(Mt.Aso Ropeway) |
|
---|---|
電話番号 |
TEL:0967-34-0411
FAX:0967-34-1788
|
URL |
http://k35.jp
|
E-mail |
ropeway@kyusanko.co.jp
|
営業時間 |
4月~11月 8:30~17:00
12月~3月 9:00~17:00
(上り最終16:25)
※火山ガス規制等の状況により運休になる場合あり
|
往復料金(片道) |
大人:1,000円(600円)
小人: 500円(300円)
―――――――――
団体料金(25名以上)
大 人 :900円(540円)
中・高・大:800円(480円)
小学生 :400円(240円)
|
定員 |
91名
|
所要時間 |
約4分
|
運行間隔 |
通常時:15分間隔
繁忙時:着発運行
|
観光時間 |
約50分(ロープウェーを含む)
|
(九州産交ツーリズム㈱ 阿蘇山ロープウェーパンフレットより)
豆知識
Did you know?
大阿蘇(おおあそ)
――――
雨の中に,馬がたつてゐる?
一頭二頭仔馬をまじへた馬の群れが 雨の中にたつてゐる
雨は簫簫(しょうしょう)と降つてゐる
馬は草をたべてゐる
尻尾も背中も鬣(たてがみ)も ぐつしよりと濡れそぼつて
彼らは草をたべてゐる
草をたべてゐる
あるものはまた草もたべずに きよとんとしてうなじを垂れてたつてゐる
雨は降つてゐる 簫簫(しょうしょう)と降つてゐる
山は煙をあげてゐる
中嶽(なかだけ)の頂から うすら黄ろい 重つ苦しい噴煙が濛濛(もうもう)とあがつてゐる
空いちめんの雨雲と
やがてそれはけぢめもなしにつづいてゐる
馬は草をたべてゐる
艸千里浜(くさせんりはま)のとある丘の
雨に洗はれた青草を 彼らはいつしんにたべてゐる
たべてゐる
彼らはそこにみんな静かにたつてゐる
ぐつしよりと雨に濡れて いつまでもひとつところに 彼らは静かに集つてゐる
もしも百年が この一瞬の間にたつたとしても 何の不思議もないだろう
雨が降つてゐる
雨は簫簫(しょうしょう)と降つてゐる
――――
三好 達治(みよし たつじ)
1900年8月23日ー1964年4月5日
大阪府大阪市出身の詩人。東京帝国大学文学部仏文科卒。
交通アクセス
Traffic access
【アクセス】
JR |
熊本駅~(豊肥本線・豊後竹田行)~阿蘇駅【1時間40分:1,080円】
阿蘇駅~(産交バス阿蘇山西駅行き)~終点~(ロープウェー)~阿蘇山火口西駅下車【45分】
|
---|---|
車 |
熊本IC~(国道57号線)~(県道298号線)~(県道111号線)~(阿蘇町営有料道路)~阿蘇山火口西へ【約1時間20分】
益城空港IC~(県道232号線)~(国道57号線)~(県道298号線)~(県道111号線)~(阿蘇町営有料道路)~阿蘇山火口西へ【約1時間30分】
白川水源~(国道325号線)~(阿蘇登山道路・吉田線)~(県道111号線)~(阿蘇町営有料道路)~阿蘇山火口西へ【約45分】
|