平成22(2010)年度津曲研究室の卒業研究のひとつとして、地域の中で消えていく方言(音声)を採集し、 それを残していく方法について研究を行いました。
今回の研究では、山都町旧矢部地区をターゲットにして、2010年4月から12月にかけて山都町を継続的に訪問し、多くの方言採集しました。その成果の一部をこのサイトにまとめています。
方言とは、私たちが地域に住む中で日常使ったり聞いたりしている言葉で。その方言について、これまで本や文章で残されているものは数多くありますが、しかし組織的に音声で残されているものは少ないようです。
音声が残っていないため、本来の発音やイントネーションが分からないことが
多くあります。
今回の活動は、時が経つにつれて分からなくなってしまうもの(=消えていく方言)を残していくため、音声を採取とそれを音声マップとして残していきました。特に、このサイトはできるだけ多くの方に活用していただけるようなものを目標として卒業作製として行ったものです。
方言採集チーム 小田原・上村・盛下