天草四郎メモリアルホール

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大矢野四郎公園の敷地内にあるこの施設は、天草四郎と民衆の想いを現代に蘇らせることを目的に「天草・島原の乱」の戦いの歴史や関連資料を展示した歴史資料館である。
展示品は貴重な資料とマルチビジョン、ジオラマ、立体映像などが用いられわかりやすく紹介されている。
タイムトンネルは光と音が渦巻き、不思議な示空間に包まれる。まさに450年前の中世日本にタイムスリップするような感覚を味わえる。
白亜のモダンな外観は、中世のポルトガルの建物と聖母マリアが白いベールをかぶった姿をイメージしているのだそうだ。
メモリアルホールは天草四郎の真の姿と民衆の熱き想いを今に伝える体験型テーマ館といえる。
H22年11月より、多言語音声ガイド機を導入されている。4ヶ国語（英語、中国語、韓国語、日本語）による音声ガイドがある。

「天草・島原の乱」をテーマにした資料館。マルチビジョン・ジオラマ・3D映像などを使用し、より詳しくキリシタン殉教の歴史を紹介している。

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メモリアルホールには数々の歴史的資料がある。その一部を紹介したい。まずは施設内にある南蛮船は初期のガオレン船「ゴールデン・ハインド」を実物の2分の1で復元したものである。このような500から1,000トンの当時としては大型の船で旅をし、日本との貿易が盛んに行われていた。
他にも原城の攻防の場面のジオラマや、秋津藩「島原の乱図」屏風の写真など数々の貴重な資料が展示してある。

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