生活習慣病の増加が大きな社会問題となっています。生活習慣病は「生活の質 (Quality of Life)」の低下を招き、医療費の増加で家計への負担も無視できません。また国家予算のおよそ3割を占める医療費の増大は、国の財政問題にも直結します。すなわち、生活習慣病の予防は、国民の健康そして国の財政の健全化のために取り組まねばならない喫緊の課題なのです。
我が国では、「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」が定められており、これに基づく具体的な計画「健康日本21」(現在は第二次)が策定されています。また、これに資するよう「健康づくりのための運動基準2006」が策定され、このほど「健康づくりのための身体活動基準2013」として改訂されました。
・「認知機能や動脈硬化度改善のための生活介入」
・「身体活動量増進のための効果的な生活介入」
・「エネルギー消費量を高めるための生活活動の工夫。
また、本学は「地域に生き世界に伸びる」をモットーとした大学です。実験室からフィールドワークまで幅広い手法を用いて、地域のみなさんとの研究も行っています。
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