小学児童+大学生による温熱環境評価
2009(平成21)年度から,札幌市立大学の斉藤雅也先生と一緒に,小学校の教室を対象にして,どのようにすれば良いより温熱環境を創り出せるのかを目標に,児童の皆さんがどのように温熱環境を評価しているのか,を研究しています。その後,大学生にまで対象を広げて調査を続けています。
2009(平成21)年度は町口君,2010(平成22)年度は遠藤さんと町口君,と斉藤先生の研究室の学生さんが中心となって調査を進めました。
その後,2011(平成23)年度には秋成さん,2012年(平成24)年度には緒方さん,2014年(平成26)年度には谷川さん,2015年(平成27)年度には黒田さん,と当研究室の4年生が中心となって調査を進めました。
さらに,大学生に対象を広げた2017(平成29)年度には宮越君が札幌市立大学の原君と共同で調査を進めました。
その成果は,以下の通りです。
- [29]原大介,辻原万規彦,斉藤雅也:夏季の室内での想像温度・寒暑感の変化と熱的履歴の関係-札幌・熊本の通風室・冷房室での被験者実験-,日本建築学会大会(北陸)学術講演梗概集,環境工学,pp.229〜230,2019.9.[PDF File (613KB)]
- [28]辻原万規彦,斉藤雅也:ヒトの想像温度と季節感の特性 その2.札幌・熊本の「季節のにおい」・「季節の音」,日本建築学会大会(北陸)学術講演梗概集,環境工学,pp.227〜228,2019.9.[PDF File (928KB)]
- [27]斉藤雅也,辻原万規彦:ヒトの想像温度と季節感の特性 その1.想像温度と季節感,日本建築学会大会(北陸)学術講演梗概集,環境工学,pp.225〜226,2019.9.[PDF File (757KB)]
- [26]原大介,辻原万規彦,斉藤雅也:夏季の室内外気候がヒトの温熱的快に与える影響 札幌・熊本の通風室・冷房室における被験者実験,日本建築学会大会(東北)学術講演梗概集(選抜梗概),D-2,pp.263〜276,2018.9.[PDF File (1.1MB)]
- [25]斉藤雅也,辻原万規彦:ヒトの想像温度の形成プロセスに関する考察,日本建築学会大会(東北)学術講演梗概集(選抜梗概),D-2,pp.269〜272,2018.9.[PDF File (1.2MKB)]
- [24]斉藤雅也,辻原万規彦:ヒトの熱環境適応と想像温度に関する考察,日本建築学会大会(中国)学術講演梗概集(選抜梗概),D-2,pp.33〜36,2017.8.[PDF File (1.2MB)]
- [23]斉藤雅也,辻原万規彦:小学生の想像温度・暑熱不快・環境調整行動に関する研究-2015年夏の熊本・東京を事例として-,日本建築学会大会(九州)学術講演梗概集,D-2,pp.521〜522,2016.8.[PDF File (768KB)]
- [22]黒田静香,斉藤雅也,辻原万規彦:熊本と東京における児童の教室内での暑熱不快度と環境調整行動の関係-小学児童の想像温度に基づく地域住育プログラムの開発研究(3)-,日本建築学会九州支部研究報告,第55号・2〔環境系〕,pp.285〜288,2016.3.[PDF File (1.4MB)]
- [21]斉藤雅也,辻原万規彦:人の想像温度と温熱環境適応,第45回熱シンポジウム「バイオクライマティックデザインの視点から地域・都市・建築の環境を考える」(日本建築学会編),日本建築学会,pp.107〜112,2015.10.(会場:熊本県立大学 大ホール,2015.10.31-11.01)
- [20]SAITO Masaya and TSUJIHARA Makihiko : Thermal Adaptation of Elementary Students in Summer by Cognitive Temperature Scale -In the case of Sapporo and Kumamoto-,日本建築学会大会(関東)学術講演梗概集,D-2(選抜梗概),pp.471〜474,2015.9.[PDF File (1.6MB)]
- [19]谷川愛美,斉藤雅也,辻原万規彦:熊本と札幌における小学児童の温熱環境の認識力と調整力-小学児童の想像温度に基づく地域住育プログラムの開発研究(2)-,日本建築学会九州支部研究報告,第54号・2〔環境系〕,pp.241〜244,2015.3.[PDF File (376KB)]
- [18]斉藤雅也,谷川愛美,辻原万規彦:熊本と札幌における小学児童の夏の温熱的不快・想像温度-小学児童の想像温度に基づく地域住育プログラムの開発研究(1)-,日本建築学会九州支部研究報告,第54号・2〔環境系〕,pp.237〜240,2015.3.[PDF File (787KB)]
- [17]斉藤雅也,辻原万規彦,緒方理子,酒田健:小学生の想像温度と暑熱不快・寒冷不快に関する研究 2012 年夏・秋の札幌・東京・熊本を事例として,日本建築学会大会(近畿)学術講演梗概集,D-2,pp.467〜468,2014.9.[PDF File (569KB)]
- [16]緒方理子,斉藤雅也,辻原万規彦,酒田健,宿谷昌則:熊本と東京および札幌における小学児童と教員の温熱的不快・想像温度,日本建築学会大会(北海道)学術講演梗概集,D-2,pp.319〜320,2013.8.[PDF File (424KB)]
- [15]斉藤雅也,辻原万規彦,緒方理子,酒田健,宿谷昌則:真冬の教室における小学児童の想像温度と温熱的不快の関係-札幌・東京・熊本の比較-,日本建築学会大会(北海道)学術講演梗概集,D-2,pp.317〜318,2013.8.[PDF File (364KB)]
- [14]Masaya SAITO, Makihiko TSUJIHARA, Takahiro MACHIGUCHI and Mai AKINARI : Study on Cognitive Temperature Scale with Thermal Discomfort of Elementary Students in summer in Sapporo and Kumamoto, Proceedings of CLIMA 2013 Congress (11th REHVA World Congress and the 8th International Conference on Indoor Air Quality, Ventilation and Energy Conservation in Buildings), No.813(8頁),2013.6.
- [13]緒方理子,斉藤雅也,辻原万規彦,酒田健,宿谷昌則:熊本と東京ならびに札幌における小学児童と温熱的不快・想像温度,日本建築学会九州支部研究報告,第52号・2〔環境系〕,pp.333〜336,2013.3.[PDF File (1.7MB)]
- [12]秋成妹,斉藤雅也,辻原万規彦:熊本と札幌における夏季の小学児童の想像温度・温熱的不快・授業への集中度 その2.想像温度と授業への集中度,日本建築学会大会(東海)学術講演梗概集,D-2,pp.249〜250,2012.9.[PDF File (420KB)]
- [11]斉藤雅也,秋成妹,辻原万規彦,町口賢宏:熊本と札幌における夏季の小学児童の想像温度・温熱的不快・授業への集中度 その1.温熱的不快となる外気温・実際室温・想像温度,日本建築学会大会(東海)学術講演梗概集,D-2,pp.247〜248,2012.9.[PDF File (460KB)]
- [10]秋成妹,斉藤雅也,辻原万規彦:熊本と札幌における小学児童の温熱的不快・想像温度・授業への集中度合い-その2 授業への集中度合いと想像温度-,日本建築学会九州支部研究報告,第51号・2〔環境系〕,pp.125〜128,2012.3.[PDF File (1MB)]
- [9]斉藤雅也,秋成妹,辻原万規彦,町口賢宏:熊本と札幌における小学児童の温熱的不快・想像温度・授業への集中度合い-その1 温熱的不快と想像温度-,日本建築学会九州支部研究報告,第51号・2〔環境系〕,pp.121〜124,2012.3.[PDF File (300KB)]
- [8]町口賢宏,斉藤雅也,辻原万規彦,鈴木信恵,宿谷昌則,羽山広文:ヒトの温度感覚と環境調整行動に関する研究 その6.札幌と熊本の小学児童の温熱的不快と想像温度,日本建築学会大会(関東)学術講演梗概集,D-2,pp.41〜42,2011.8.[PDF File (584KB)]
- [7]町口賢宏,斉藤雅也,辻原万規彦,鈴木信恵,宿谷昌則,羽山広文:札幌と熊本の小学児童の温熱的不快と想像温度・実際室温,日本建築学会北海道支部研究報告集,第84号,pp.293〜296,2011.7.
- [6]遠藤有香,斉藤雅也,辻原万規彦,町口賢宏,鈴木信恵,宿谷昌則,羽山広文:夏季の温熱的不快感・想像温度の地域性に関する研究 -札幌・熊本の小学児童を対象として-,空気調和・衛生工学会北海道支部第45回学術講演会論文集,pp.155〜156,2010.3.
- [5]町口賢宏,斉藤雅也,辻原万規彦,鈴木信恵,羽山広文:温熱的快・不快の地域性に関する研究--札幌と熊本の小学児童を対象にして-,第69回日本公衆衛生学会総会抄録集,日本公衆衛生雑誌,第57巻,第10号(特別付録),p.389,2010.10.
- [4]町口賢宏,斉藤雅也,辻原万規彦:ヒトが快適・不快に感じる温度の地域性に関する研究-夏季の札幌・熊本の小学児童を対象にして-,日本建築学会大会(北陸)学術講演梗概集,D-2,pp.35〜36,2010.9.[PDF File (456KB)]
- [3]町口賢宏,斉藤雅也,辻原万規彦:ヒトの温熱的快・不快と想像温度・実際温度-札幌と熊本の小学児童を対象にして-,平成22年度空気調和・衛生工学会学術講演会(山口)講演論文集,pp.2259〜2262,2010.9.
- [2]町口賢宏,斉藤雅也,辻原万規彦:ヒトが快適・不快に感じる場合の想像温度と実際温度の関係-夏季の札幌と熊本の小学児童を対象にして-,日本建築学会北海道支部研究報告集,第83号,pp.259〜262,2010.7.
- [1]町口賢宏,斉藤雅也,辻原万規彦:ヒトが夏季に快適に感じる温度の地域性に関する研究−札幌と熊本の小学児童を対象にして−,空気調和・衛生工学会北海道支部第44回学術講演会論文集,pp.13〜14,2010.3.