このコーナーでは、寄せられたご提言の中から、主なものをご紹介します。 なお、いただいたご意見、ご提言については、内容を一部要約しています |
■ 提言の紹介・学長からの回答 |
【掲載日:2009.2.20】
【授業について】
■近代文学研究について
<学生の意見・提言>
現在、日本語日本文学科には、近代文学を専門に研究されている先生がおられないのはなぜでしょうか。近代文学は文学部の根幹をなす分野であるにもかかわらず、非常勤の先生だけでは充実した研究は不可能だと思います。
また、近代文学を勉強しようと思って入学してきた学生の期待を裏切ることになり、学生にとっても大学にとっても大きなマイナス要素になると思います。是非、早急に近代文学の先生を雇っていただけるよう希望します。
<学長からの回答>
近代文学の専任教員が不在で、とりわけ日本語日本文学科の学生の皆さんが不安を感じていることについては、大学としてもよく理解しています。後任人事については、すでに文学部で昨年の秋以来準備を進め、この4月にはいよいよ専任教員の公募に入ります。着任は平成22年度の4月を予定しています。結果的に3年間にわたって近代文学の専任教員が不在となりますが、それまでの間、日本語日本文学科の専任の先生方ならびに非常勤講師の先生方が総力をあげて、出来得るかぎりの協力・連携体制をとって授業と指導に当たりますので、ご理解をお願いします。研究する上でわからないことがあれば、担当の先生方に遠慮なくお尋ねください。
■留学生との交流会における授業出席の扱いについて
<学生の意見・提言>
毎年、姉妹校であるアメリカモンタナ州立大学と韓国サンミョン大学から留学生が来学しますが、私たちのサークルでは学校からの協力依頼(?)として留学生との交流会を行っています。
部員数が少ないうえに、交流会は授業時間中に行われるため授業を欠席できない学生が多く、ほんの数人で数十人の対応にあたらなければいけない状況にあります。
学生が国際交流に気兼ねなく参加できるような体制を整えるとともに、交流会を円滑に進めるためにも公欠として扱っていただけるような配慮をしていただければと思います。
早急に検討をお願いいたします。
<学長からの回答>
姉妹校からの研修団の受入に際しては、関係サークルの皆さんにご協力をいただきありがとうございます。
サークル交流につきましては、本学における国際交流事業の指針である「国際交流ビジョン」の中の「協定校との交流活動の推進」や「国際感覚の育成」のための取組の一つとして実施しているものであり、関係サークルの皆さんには本学を代表して参加をいただいているものです。今後も、本学の国際交流事業を推進するため、積極的に取り組んでいきたいと考えています。
サークル交流の日程については、参加される学生の皆さんの授業出席に支障がないよう調整を行ってまいります。しかし、どうしても調整できなかった場合は、今後公欠として取り扱いますので、より多くの学生の皆さんに参加をいただくようご協力をお願いします。
【試験について】
■試験等について
<学生の意見・提言>
試験の時悲しいことですが、カンニング用紙を持った学生をよく見ます。ノートを最小限にまで小さくしたものを持っていたり、小さな紙に書いていたりと、それを筆箱に隠しているようです。
先生の見回りももっと厳しくしてもらいたいし、筆箱は入試のときのようにかばんの中になおすようにしたほうがいいと思います。
<学長からの回答>
試験中の不正行為は、学生の本分にもとる行為であることは言うまでもありません。また、不正行為が発覚した場合には、当該科目だけでなく、その学期に履修した全科目の単位を無効とする厳しい措置が待っています。
平成20年7月15日に学内の各学部、学科の代表教員で組織する教務専門委員会を開催し、提言内容を紹介し、試験監督の役割の確認、また、試験直近の講義または試験開始の際に、学生に対し不正行為を行わないよう指導するとともに、試験中の巡視を十分に行うなど不正行為の未然防止に努めるよう改めて申し合わせを行いました。
これらの申し合わせ内容については、平成20年度前期試験において不正行為が行われないよう、7月22日に非常勤講師も含め全教員に文書で通知するとともに、7月開催の教授会で各教員に周知徹底しました。
こうした不正行為防止に向けた取組は、あくまでも二次的なものであり、学生の皆さん自身が不正行為はあってはならないことだと十分に認識し、試験に臨んでほしいと思います。
【時間割について】
※
時間割がいつ頃でるのか、その周知についてお尋ねがありましたので、お知らせしておきます。
1.時間割の公表次期
前年度末
2.周知方法
学内掲示及び大学ホームページ「講義情報」の「授業暦・時間割」に掲載
【情報処理実習室について】
■講義について
<学生の意見・提言>
ある先生の講義は事前に生徒が授業のレジュメをパソコンから印刷しておいて講義にのぞむというものなのですが、その印刷するレジュメの部数も多く、学校の印刷だと片面なのでうらは白紙の状態です。
これはとても紙の無駄ではないかと生徒たちで話しています。それに一枚白紙が含まれていたり、生徒はおそらく必修科目なので350人は超えてると思います。
一人一枚の白紙でも300人が印刷すれば300枚の紙の無駄になるし、この前印刷しておくようにと用意したレジュメはあわせて29枚でした。仮に300人だとしたらおよそ昨日の講義のために使われた紙は8700枚です。別の科目でも印刷部数は13枚150人が受講して2000枚ほどです。紙が10000枚これがほかの教授方のように両面印刷していただければ、それが半分になると思います。この違いはとても大きいものになると思います。
<学長からの回答>
本学は、環境共生学部を有する大学であり、環境保護の観点から省エネ、省資源など環境に配慮した取り組みを進めることとしています。今回、ご意見に基づき、再度全教員に対し環境に配慮するよう指示を行いました。
なお、提言にある「学校の印刷」とは、おそらく情報処理実習室のプリンタと思われますが、プリンタのリース期間満了となる今秋には、更新に併せて両面印刷が可能な機種を導入する予定です。
■靴の盗難について
<学生の意見・提言>
10月9日に実習室2の靴箱で靴の盗難にあいました。すぐに事務の方に話したところ、『コンピューター室前のスクリーン上に1ヶ月お知らせを掲示する』とのことでした。実際に掲示は1ヶ月されましたが、私はその掲示のレイアウトの愕然としました。淡いピンクの背景に、白色の文字でこう書かれていました。
『靴の履き間違い』
雨の日の午後6時頃、PC利用者も少ない中で履き間違えが発生しました。10分で帰るから靴箱にはなおさず、そのままおいていたので私の方にも落ち度があり、仕方がありません。しかし、あの掲示には憤りを感じます。しかも別の方が、同じ曜日の同じ時間帯に靴を履き違いされたようで、私のときと全く同じレイアウトで掲示されていました。これをみたとき、私はもう履き間違いではないように思いました。
掲示を作られた方は、靴を学内で盗まれた学生の気持ちを考えておられるのでしょうか?ピンクの背景の白い文字で一体何人の学生が注意して掲示を見てくれたでしょうか?
大学というところは自主的行動が多くなります。しかし、大学も教育機関です。倫理のない人がいるということをきちんと学生に提示し自己管理をするように注意を促すべきではないでしょうか。靴箱に靴を直さない生徒はたくさん居ます。
靴の盗難が続けて発生しているということを先生方にも知っていただき、生徒にきちんと知らせるべきです。淡いピンクの背景に白い文字ではなく、少しは学生の目線に立ちこちらの気持ちも考えて欲しいです。
もうこれ以上悲しい想いをする生徒が増えないためにも考えていただきたいです。
長いメールを最後まで読んでいただきありがとうございました。
<学長からの回答>
情報処理実習室利用者の靴の紛失については、年に数件の相談が中央コンピュータ室の窓口に寄せられています。
このため、以前から、情報処理実習室の入り口に「靴の盗難発生中」の張り紙をするなど学生の皆さんに注意を呼び掛けるとともに、靴を実習室の中に持ち込めるようビニール袋を用意しています。靴の管理については各自が充分注意していただますよう、この場で重ねてお願いします。
中央コンピュータ室窓口で紛失についての個別の相談を受けた場合、窓口では盗難かどうかの判断は困難ですので、中央コンピュータ室でできる一次対応として、情報処理実習室前のプラズマディスプレイを活用して「靴の履き間違い」がないかどうかの確認注意喚起を行っています。今回の件は、この掲示の趣旨内容等を充分伝えていなかったために、相談者の「履き間違いではない」との思いとずれがあったようであり、今後は充分説明を行うこととします。また、レイアウト等については、ご提言を踏まえ配慮したいと思います。
なお、盗難と思われるのでであれば、学生生活ハンドブックでもお知らせしていますとおり、速やかに警察及び学生支援課へ届け出てください。
また、情報処理実習室付近で不審な人を見かけたら、中央コンピュータ室までお知らせください。
■パソコン室開放について
<学生の意見・提言>
現在夏季休暇に入りパソコン室開放が行われておりうれしいことですが、大きな実習室1と外国語教育センターの1階と2階にあるパソコン室、三つまで開放する必要はないかと思います。
ほとんど利用者がいないにもかかわらずエアコンが一日中ムダについてることはもったいないと思いますし、実習室1だけでも充分だと思うくらいの人たちしか利用していません。
足りないときは中央コンピューター室などに言いに行き、開放するくらいで大丈夫かと・・
夏季休暇中はそこまで多くの教室を開放する必要ありません。
<学長からの回答>
学生の皆さんの自学自習を支援するため、休業期間中も情報処理実習室の1室と語学演習室の2室を開放してきました。
情報処理実習室のみの開放でよいのではないかとのご意見ですが、語学勉学のための語学支援ソフトウェアが備えられている語学演習室の開放は今後も必要であると考えています。
ただし、利用の実態等から、休業期間中の語学演習室の開放については、今後原則として、語学支援ソフトウェアの機能が優れている語学演習室(外国語教育センター2階のLL教室)のみの開放とします。
【図書館について】
■学内無線LANについて
<学生の意見・提言>
学内無線LANの設置をお願いします。
図書館等利用時に文献の参照と共に、オンラインでの資料の参照が可能になると、効率よくさらに深く学ぶことができるのではないかと思います。
情報処理実習室で利用しているユーザーID、パスワード等を使用するなど、十分なセキュリティを確保した上で、少なくとも図書館内だけでもWifiの設置の検討をお願いします。
<学長からの回答>
昨年、図書館を含めて学内20か所に無線LANアクセスポイントの設置を行い、平成21年4月中旬から供用を開始する予定です。
また、併せて、本学で現在利用している電子メールソフト「AL-Mail」を、学外からの送受信ができるなど一層便利な機能を持つ「Active! mail」に切り替えるよう計画しています。
いずれも、勉強や就職活動などに十分役立てていただきたいと思いますが、活用の幅が拡がる一方で、使用する機器のウイルス対策やパスワード管理など、情報セキュリティに関して利用者である皆さん方の一層の慎重な対応が求められることとなりますのでよろしくお願いします。
いずれも4月のオリエンテーションにおいて説明を行いますので、出席をお願いします
【駐車場について】
■駐車許可証について
<学生の意見・提言>
駐車許可を受けていない車の駐車が目立ちます。
また、収容可能な台数より、許可を受けた車両の台数のほうが多いといううわさもあります。収容可能台数と許可車の台数を過去数年分開示してください。
駐車許可証が小さく見づらいので大きく、フロントに置くタイプのものを併用してはどうかと思います。また、許可車両以外の車は、例外なく臨時許可証を発行するようにしたほうがいいと思います。
■雨の日の駐車場利用について
<学生の意見・提言>
私は実家が遠方にあるため、大学に申請を行い、入学当時から車で通学をしています。普段の駐車場利用に関しては問題ないのですが、雨の日に限り、駐車台数が激増し、車通学を許可されている学生が駐車することができずに、大変困っています。数台にいたっては、駐車スペースじゃない路上に駐車しており、交通の妨げになってとても迷惑です。何台か確認してみたところ、ほとんどの車に駐車許可ステッカーが貼ってありませんでした。許可された車が駐車場にとめるスペースを確保するためにも、許可証のチェック等の強化をお願いいたします。
■駐車場の利用の厳格化
<学生の意見・提言>
過去にも提言あったのかもしれませんがもう一度言わせていただきたいと思います。現在の駐車場の利用のされ方はひどいと思います。
許可証を持っている人や非常勤の教員の方々が入れずに部外者や許可を受けていない学生の利用されています。これはどうかと思います。日赤の駐車場にとめるとお金 がかかるからという理由で止めている方もいると聞きます。
具体的に提案したいのですが
〔臍阿任竜可証確認と許可証不保持の方の排除
(生徒であっても不保持は排除するべき)
↓,鮗孫圓垢襪燭瓩坊挌員の確保(今の人数より増やしたほうがいいと思います)
M莎劼諒にはそのつど仮許可証みたいなの物を発行する。
です。
いかがでしょうか?
■違法駐車について
<学生の意見・提言>
違法駐車の提言の回答で、“授業出席もあるため学生の無許可車輌を強制的に排除するなどの強硬手段がとれないところです。”とありましたが、私の友人は、許可証をつけているにもかかわらず、駐車スペースがなく、路上駐車もしてはいけないからと、学内を何周もまわって、授業に30分近く遅刻することがありました。それまで遅刻したこともないのに、ルールを守らない人のために、まじめにやっている人が損するのはおかしいと思います。
<学長からの回答>
無許可での学内駐車については、以前から大学としても苦慮しており、昨年来からの提言等も踏まえ、今年度からは警備員により定期的な取締を実施しているところです。
本学における無許可駐車における一番の問題点は、その無許可の学内駐車のほとんどは、本学の学生であるという点です。
大学としては、今年度から取締回数を増やしたとはいえ、本問題については、学生のモラル向上による問題解決を期待しており、現在のところ強制的な指導を実施していません。
ただし、今後も無許可での駐車が後を絶たない状況であれば、駐車許可の距離制限見直しと併せ、強制退去、車止め、何らかの処分等の強制的な指導も検討しなければならない状況になります。
そのような状況にならないため、まずは学生の皆さんのご協力をお願いします。
【授業評価アンケートについて】
■授業評価アンケートについて
<学生の意見・提言>
授業評価アンケートの際に先生が退出しないので、正直にアンケートが書けません。どうにかして下さい。
<学長からの回答>
授業評価アンケートは、その結果を授業改善に反映するために行っているものであり、学生の率直な回答を促すための環境づくりにこれまでも努めてきたところです。
具体的には、授業評価アンケートの実施の都度、各教員に対して文書等により、.▲鵐院璽筏入時における教員の退室、学生によるアンケート回収及び事務局(教務入試課)提出など、学生の率直な回答を促すための配慮を求めています。
今後は、上記 ↓△砲弔い董△気蕕房知徹底を図るなど、学生の率直な回答を促すための環境づくりに、より一層努めていきたいと考えています。
【GPA制度について】
■提言への回答について
<学生の意見・提言>
平成19年度前期の提言の紹介・回答におきまして、【GPA制度について】の学長からの回答で、「GPAの数値が下がっても、学生の皆さんにとって不利益になるような取り扱いは一切ありませんのでご安心ください。」と回答されておりますが、不利益は確実に存在します。
GPAの数値が低いと、「奨学金が支給されなくなる」という不利益が発生します。確かに、奨学金というものは勉学をするために助成されるものだと思うのでGPAが低い学生には支給するべきではないかもしれません。しかし、提言にもありましたように、様々な授業をとることによりGPAが下がる可能性は高まります。教職など、卒業に必要でない単位をとる場合にもGPAが下がる可能性は高まります。GPAを下げたくないために教職をあきらめる人もいると思います。また、専門演習(ゼミ)を選ぶ際にも、希望するゼミの条件がGPA4.0以上などといった場合もあります。
このように、私が知っている限りでもいくつもの不利益が存在します。ですので、「GPAの数値が下がっても、学生の皆さんにとって不利益になるような取り扱いは一切ありませんのでご安心ください。」という発言は間違いであると思われるので、しっかりと事実を受け止めて、発言を撤回、または訂正していただきたいです。
<学長からの回答>
前回の提言に対する回答でも述べましたが、学生の皆さんが、単に卒業要件としての修得単位数を満たすだけでなく、本学の教育理念に沿って履修計画を立て、効果的に学習し、確かな知識や技術を身につけ卒業して頂くことが、学長としての重要な使命だと考えています。
GPA制度は、このような考えのもと学生の皆さんが自分自身で学習効果を把握出来るように、また、担当教員がGPAにより学生の皆さんの学習状況を容易に把握でき、制度導入に合わせて履修に関する相談、指導体制を整えることが可能となることから導入したものです。
今回の提言にある奨学金の支給要件やゼミ生の選抜には、GPA制度導入以前から、現在のGPAとほぼ同様の算定方法により算定した成績が、判定に利用されていました。したがって、GPA制度を導入したことによって学生の皆さんに不利益が生じるということはありません。
しかしながら、今回頂いた提言では、こちらが意図した内容が十分伝わっていない、誤解を与える表現であるとの意見ですので、今回頂いた意見の中の個別の項目についてそれぞれ説明をさせて頂きます。
1.「奨学金が支給されなくなる」という点について
GPA制度導入以前から、GPAとほぼ同様の算定方法により算定した成績が利用されており、GPA制度導入が原因で、不利益になるということはありません。
2.「様々な授業をとることによりGPAが下がる可能性が高まる」という点について
GPAの分布傾向は、むしろ修得単位数が多い学生ほどGPAが高いとの分析結果が出ており、様々な授業をとることによりGPAが下がる可能性が高まるということはないと考えています。
なお、GPA制度導入以前は、履修登録後に履修放棄しても成績算定の対象としていなかったのに対し、制度導入後は、履修登録後に履修放棄した場合は「0点」として成績算定の対象としています。このため、履修登録し、結果として履修放棄する科目があった場合は、GPA制度導入以前に比較し制度導入後の方が、(奨学金の成績要件に利用する)成績は下がるということはあります。 そこで、この点を考慮し、GPA制度導入後は、履修登録期間後、一定期間は履修登録削除のみを認める期間を設けています。
また、集中講義については、夏季休業期間等に実施するため、履修登録しても登録後に発生した様々な事情により受講できなくなる学生が出ることを想定し、通常の科目の履修登録期間に加え、別途、追加登録・削除期間を設定しています。履修登録の際には、以上の点に留意してください。
3. 「GPAを下げたくないために教職をあきらめる」という点について
「教職科目など卒業に必要ない単位を取る場合、GPAが下がる可能性がある」との意見ですが、履修の手引きの中のGPAの説明の中で記載しているとおり、例えば教職科目のうち卒業要件単位に算入しない「教職に関する科目」(必要最低単位数25〜33単位)等は、GPA算定対象科目とはしていません。このことで、不利益になるということもありません。
なお、教職課程を履修する学生のGPAの平均値は、学生全体の平均値より高いとの分析結果が出ています。
4. 「希望するゼミの条件がGPA4.0以上」という点について
教員によっては、担当するゼミの学生を選抜する際に、成績を要件としていると聞いています。その際、成績要件の判定は、奨学金の場合と同様にGPA導入前にも、GPAとほぼ同様の算定方法により算定した成績が利用されていたとのことです。
【履歴書について】
■県大の履歴書について
<学生の意見・提言>
大学指定の履歴書は現在、学生課か就職支援センターでしか受け取れませんが、売店で販売するなどしてほしいです。
現在は、企業名を書かないと、履歴書を受け取れず不便です。授業もないのに、履歴書を取るためだけに、遠くから大学に来なければいけないし、スケジュールも厳しいときがあります。
また、企業名や、学籍番号、氏名を、大学指定の履歴書をいただくには書く必要があります。ですが、その内容が履歴書の申し込みをする人、不特定多数の人に見られてしまう可能性があります。その申込書見たら誰が何処の企業を受けるのかがわかります。個人情報があれこれ、言われている時代に、県立大は個人情報保護の対応が遅いと思います。
■大学指定履歴書について
<学生の意見・提言>
大学生協で販売して頂きたいです。
就職支援センターや学生課へ行って履歴書を受け取る際、企業名を書かねばならず、手続きに手間がかかると思います。企業名を書かなければ大学指定の履歴書を受け取れないのは問題だと思います。履歴書を受け取るためだけに時間を割いて大学に行くのはとても不便です。就職活動において熊本を離れることも多く、余分に履歴書を手元に置いておかねば不安です。
<学長からの回答>
大学指定の履歴書は、市販の履歴書とは異なり、自己PRや志望動機に重点を置いたものを独自に製作しています。履歴書の交付は、学生の受験状況を把握し、受験する企業に関する情報や履歴書の書き方などの必要な指導・助言を行うことができるように、学生支援課並びに就職センターで行っております。
なお、東京など遠隔地での長期の就職活動などの場合は、申し出があれば履歴書を余分に交付するなど柔軟に対応していますので、遠慮なく申し出てください。
また、申請書につきましては、ご指摘を踏まえ、不特定の人に情報が見られないよう個人毎に記載していただく履歴書交付願に様式を改めました。
【駐輪場について】
■環境共生学部旧棟北側駐輪場への屋根設置について
<学生の意見・提言>
環境共生学部旧棟の自販機横の車椅子用駐輪スペースに、「駐輪禁止」の立て札があるにも関わらず大量の自転車が置かれている現状をご存知でしょうか?一方でその北側にある駐輪場はほとんど利用されておりません。この駐輪場に屋根があれば、雨の日でも快適に利用できます。また、屋根をつけて自販機横の駐輪所に置きっ放しの自転車(かなりの数があると思われます)を移動させれば、自販機横の駐輪スペースにより多くの自転車を収容することが可能になります。
些細なことではありますが、自転車を使用している学生にとっては極めて重要な問題ですので、ご検討の程よろしくお願い致します。
<学長からの回答>
環境共生学部北側の駐輪場については、雨天時などの利便性向上のため、年度内には屋根を設置することとしています。
また、各所駐輪場の放置自転車については、定期的に見回りを実施しており、一定期間が経過したものについては、特定の駐輪場に集めた後、年一回一斉に撤去しています。
なお、障がい者用駐車場への不法駐輪の問題については、以前から大学としても問題視しています。障がい者用駐車場の設置目的や必要な方が駐車できなくて困っていることなどを理解していただき、不法駐輪は行わないよう、学生の皆さんの良識ある行動を期待しています。
【校内の銀杏について】
■校内の銀杏について
<学生の意見・提言>
駐輪場、その他の銀杏についてですが、集めて捨てるだけではもったいない気がします。銀杏は食べられるものですし、付近の住民の方で拾いに来ている方もいらっしゃいます。手間や人手はかかりますが、回収し、手を加えて白亜祭で売る、又は配るなどをして、何とか無駄にしない方法は無いでしょうか。以前、銀杏の臭いが酷いという提言がありましたが、県立大のシンボルであるイチョウを無駄にせず生かすことも重要だと思います。
<学長からの回答>
学内の銀杏については、その臭いや落下後の清掃等で、その処分については毎年苦慮しているところです。
提言のように、その銀杏を販売・配布するなど有効な活用ができないかとの考えもあります。
しかしながら、銀杏については、それを食品用にするための管理をしておらず、販売・配布することには、大学として食の安全安心の観点から慎重にならざるを得ません。
上記の点から、現状での販売・配布は困難であると考えますが、今後も提言を踏まえ、大学として銀杏の処分方法や有効活用について検討していきます。
【第2サークル棟について】
■第2サークル棟について
<学生の意見・提言>
現在第2サークル棟の使用マナーが悪く感じられます。
特に部室内ではないですが、部室の外の通路にての喫煙が非常に多くとても不快です。
喫煙をしているサークルは部室前の窓付近に灰皿を常備しているところさえあります。
サークル棟内での喫煙は禁止のはずなので、一度見回りをして、発見した場合にはきつく注意をお願いします。
<学長からの回答>
第2サークル棟を確認したところ、ご指摘のありましたように、喫煙の形跡がありましたので、部室前に灰皿を常備していた当該サークルに対しては、厳重に注意を行うとともに第2サークル棟には禁煙の掲示を行いました。
また、本件については、学生自治会を通して、喫煙についてのルールを再徹底するようお願いしました。
喫煙される方は、ルールの遵守とマナーの向上を心がけてください。