趣旨
人は植物を利用しながら豊かな食生活を築いてきました。これからも植物の役割は多岐に渡り、益々その必要性は
高まることでしょう。本研究会では学内外の研究者、学生、生産者、消費者、関係団体等との様々な活動を通して、植物資源や利用方法について学び、また食・
農業・環境について考えることを目的とします。
平成11年度より、環境共生学部植物資源学研究室では植物資源利用研究会や食の探検隊と植物利用に関する勉強会・見学会等を行ってきました。本年からはこれら全ての活動を植物資源利用に関する研究会とし、さらに活動を充実して行きたいと考えています。
平成21年2月1日、発表者として、近藤先生(石川県立大学)、日高君・佐合君(九州大学 博士課程)を招き、記念すべき第1回目の植物資源利用に関する研究会を開催しました。
第1回 植物の環境ストレスに対する応答と評価
日時:平成21年2月1日 9:10〜12:30
場所:熊本県立大学 環境共生学部 会議室(環境共生学部新棟 北 5階)、無料
Ⅰ 趣旨説明
松添 直隆(熊本県立大学 環境共生学部 教授)
Ⅱ 研究発表1
(1)野菜の高収益生産のための環境ストレスの回避と応用
日高 功太(日本学術振興会特別研究員 九州大学大学院 気象環境学研究室)
(2)施肥量の違いがミズナの硝酸イオン濃度に及ぼす影響
近藤 謙介(石川県立大学 付属農場 助教)
〜休憩〜
Ⅲ 研究発表2
(3)師部輸送および根の物質吸収の評価法
和島 孝浩(熊本県立大学 環境共生学部 研究室助手)
(4)根群の物質吸収機能に対する環境作用の評価
佐合 悠貴(九州大学大学院 気象環境学研究室)
Ⅳ 総合討論
座長:松添 直隆
当日は、小春日和で沢山の本学部学生が参加しました。
発表によっては難しい内容もありましたが、学生からの質問もあり、
発表会は盛況のうちに終わりました。
今後は本研究室の学生も発表することでしょう。
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