MESHを用いた理科でのプログラミング授業実践
小学校では6年生の理科で「電気の利用」について学習します。この学習にIoTブロックであるMESHを教具として取り入れ、効率の良い電気の利用の仕方をプログラムする活動を通じて、持続可能な社会を実現するためのアイデアを考える授業を実践します。授業はワークショップ形式にて設計し、まずMESHの操作に慣れる活動行った後、試行錯誤しながらプログラムを作り、最後に考えたアイデアについて相互評価を行うようなスモールステップにて学習を進めます。児童はメンターであるゼミ生や他の児童との対話を通して試行錯誤を重ねることで、プログラミングをより身近なものと捉えることができ、児童自身の力で自分の生活をより良いものへと変えていけるような未来への希望を抱かせることもできたと考えています。
本授業実践は、平成30年(2018年)10月に熊本市、熊本大学、株式会社NTTドコモ、熊本県立大学の4者による、熊本市における教育ICT推進を目指す「教育情報化の推進に関する連携協定」に基づくものです。