研究者情報
准教授 斎藤 達也 / SAITO Tatsuya I.
最終学歴 | 北海道大学大学院環境科学院博士課程 |
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学位 | 博士(環境科学) |
所属 | [環境共生学部]環境共生学科 環境資源学専攻 |
tisaito@pu-kumamoto.ac.jp | |
関連サイト | Researchmap |
本人からの メッセージ |
植物生態学と保全生態学、植物資源利用という視点から地域の森林や里山環境を研究しています。 |
授業科目 | 森林資源学 , 森林生態学 , 環境と生物圏 , 現代生活と環境問題 , 環境情報処理実習 , 森林環境アセスメント実習 , 森林生態学特論 , 環境共生総合演習 |
専門分野 | 植物生態学 , 植生科学 , 森林資源学 , 生物資源保全学 , 自然体験 |
主な研究テーマ | 維管束植物および植生の分布と保全 , 外来植物の侵入動態、生態影響およびその管理 , 植生動態への土地利用および人為攪乱の影響 , 自然体験等における森林資源の活用の模索 , 里山の植物資源利用に関する知識の集積とその継承 |
学会での 活動状況 |
役員:植生学会企画委員(2023年~現在)、植生学会編集委員(2017年~2022年) 会員:日本生態学会、植生学会、水草研究会 、日本環境教育学会、日本雑草学会、九州森林学会、熊本記念植物採集会 |
地域連携分野 のジャンル |
環境科学 |
地域連携分野 のテーマ (キーワード) |
都市環境 , 林業 |
社会での 活動状況 |
あさぎり町指定文化財調査員(2023年5月~現在) 妙高市 SDGs普及啓発実行委員会 委員(2022年5月~2023年3月) 妙高高原ビジターセンター管理運営委員会 委員(2021年4月~2023年3月) 妙高市 環境審議会 委員(2021年4月~2023年3月) |
地域連携について のメッセージ |
地域に残る生物多様性やその情報・知識を将来の世代に受け継ぐことを念頭に置いて教育と研究を進めています。 |
主な研究業績
経歴
期間 | 経歴 |
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2023年4月 - 現在 | 熊本県立大学 環境共生学部 環境共生学科 環境資源学専攻 准教授 |
2022年4月 - 2023年3月 | 国際自然環境アウトドア専門学校 専任教員(自然環境保全学科 学科長) |
2019年4月 - 2023年3月 | 国際自然環境アウトドア専門学校 専任教員(自然ガイド・環境保全学科 学科長) |
2016年4月 - 2019年3月 | 十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ 研究員 |
2014年4月 - 2016年3月 | 日本学術振興会 特別研究員 |
2013年4月 - 2014年3月 | 東京農工大学 大学院 農学研究院 特別研究員 |
2013年2月 - 2013年3月 | 東京農工大学 農学府・農学部 産学官連携研究員 |
2013年1月 - 2013年1月 | 北海道大学 大学院 地球環境科学研究院 博士研究員 |
学歴
期間 | 学歴 |
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2007年4月 - 2012年12月 | 北海道大学 大学院 環境科学院 生物圏科学専攻 博士課程 |
2005年4月 - 2007年3月 | 信州大学 大学院 農学研究科 森林科学専攻 修士課程 |
2001年4月 - 2005年3月 | 信州大学 農学部 森林科学科 |
委員歴
期間 | 委員 |
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2024年4月 - 現在 | 熊本県希少野生動植物検討委員会 植物分科会 調査員 |
2024年 - 現在 | 九州地方整備局(菊池川河川事務所) 菊池川学識者懇談会 委員 |
2023年5月 - 現在 | あさぎり町教育委員会 あさぎり町指定文化財調査員 |
2023年 - 現在 | 「九州森林管理局と九州・沖縄5大学との連携と協力に関する協定」に係る連絡調整会議 連絡窓口(熊本県立大学 ) |
2024年4月 - 2027年3月 | 植生学会 編集委員 |
2023年4月 - 2025年3月 | 植生学会 企画委員 |
2022年5月 - 2023年3月 | 妙高市 SDGs普及啓発実行委員会 委員 |
2021年4月 - 2023年3月 | 妙高高原ビジターセンター管理運営委員会 委員 |
2021年4月 - 2023年3月 | 妙高市 環境審議会 委員 |
2017年4月 - 2023年3月 | 植生学会 編集委員 |
論文
発行年月 | 論文 | 誌名(出版物名) | 著 |
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2023年3月 | 上越・中越地方の里山に生育する野生植物を用いた木綿の植物染色とその色彩 | 雑草研究 | 共著 |
2019年12月 | 小学校における外来種の管理とモニタリング調査―外来植物オオキンケイギクを対象とした事例― | 環境教育 | 共著 |
2018年6月 | 市民と博物館が協働で調べる地域の花ごよみ | 植生情報 | 共著 |
2014年 | 日本国内における外来植物を扱う研究の現状と求められる課題 | 雑草研究 | 共著 |
2013年7月 | Influences of invasive herb <i>Coreopsis lanceolata</i> on riparian endemic herbs in relation to the understory light availability | Landscape and Ecological Engineering | 共著 |
2012年7月 | Effects of vegetation cutting on the invasive plant <i>Coreopsis lanceolata</i> vary with vegetation type | Landscape and Ecological Engineering | 共著 |
2012年6月 | Response of riparian vegetation to the removal of the invasive forb, <i>Solidago gigantea</i>, and its litter layer | Weed Biology and Management | 共著 |
2012年 | <i>Miscanthus sinensis</i> community as an indicator for forecasting tree regeneration on abandoned skislopes in the lowland of Hokkaido, northern Japan | Vegetation Science | 単著 |
2011年 | The relationship between alien herb <i>Coreopsis lanceolata</i> and soil texture types on gravelly floodplain vegetation in central Japan | Vegetation Science | 共著 |
2006年 | 外来植物オオキンケイギク<i>Coreopsis lanceolata</i>の定着した半自然草地の種組成および群落構造と遷移状況 | ランドスケープ研究 | 共著 |
MISC
発行年月 | MISC | 誌名(出版物名) | 著 |
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2023年 | 植物染色試料の収集を目的とした市民協働調査「草木染で里山の色探し」の実践 | 「森の学校」キョロロ研究報告 | 単著 |
2023年 | 「森の学校」キョロロ周辺の止水域に生育する水生植物の種組成 | 「森の学校」キョロロ研究報告 | 共著 |
2022年10月 | 令和4 年度 野生生物調査実習 (火打山山頂周辺における生態学的調査) 報告書 | 国際自然環境アウトドア専門学校 | 単著 |
2022年5月 | 「キョロロの森」のため池群におけるアメリカザリガニの定着と繁殖の可能性 | 「森の学校」キョロロ研究報告 | 共著 |
2022年5月 | 妙高戸隠連山国立公園笹ヶ峰高原における外来植物の分布状況 | 「森の学校」キョロロ研究報告 | 共著 |
2022年3月 | 新潟県妙高市の里山環境に生育する食用野生植物の食味に対する嗜好性とそのばらつき | 環境教育学研究 | 単著 |
2022年 | 新潟県妙高市に生息するホンドタヌキの食性(予報) | 上越教育大学研究紀要 | 共著 |
2021年10月 | 令和3年度野生生物調査実習(火打山山頂周辺における生態学的調査)報告書 | 国際自然環境アウトドア専門学校、妙高 | 単著 |
2021年2月 | はねのおとしもの(絵本教材) | 国際自然環境アウトドア専門学校 | 共著 |
2021年 | 地域の生物情報の充実を目指して | 公益財団法人こしじ水と緑の会情報誌 | 単著 |
書籍等出版物
発行年月 | 書籍等出版物 | 出版者・発行元 | 担当区分 |
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2020年9月 | 雪里の植物染色図鑑 | 十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ | 編者(編著者) |
2017年9月 | 小荒戸 里山におけるいのちの循環 | 小荒戸自然観察会,東京 | 共編者(共編著者) |
講演・口頭発表等
開催年月 | 講演・口頭発表等タイトル | 会議名 |
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2024年6月 | 熊本県内の植生と植物相に関する過去データのリスト化ー現在と将来の生態系の動態を理解するための基盤としてー | 不知火海・球磨川流域圏学会大会 |
2024年3月 | 山間地における水田脇の承水路内の植物群集の特性:圃場整備履歴と農法の違いへの着目 | 第71回日本生態学会大会 |
2024年3月 | 丸池内のリュウキンカ群落の現状およびその生息域外保全に関する検討 | 丸池リュウキンカ談話会 |
2023年10月 | 日本分布最南限のリュウキンカ個体群および群落の現状 | 植生学会第28回大会 |
2022年10月 | 新潟県妙高市の道路沿いにおける特定外来生物オオハンゴンソウの分布特性 | 植生学会第27回大会 |
2021年8月 | 承水路の水生植物群集の特性~中山間地域の圃場整備・未整備水田での比較 | 水草研究会第43回全国集会 |
2020年12月 | たくさんの目のちから~地域の花ごよみ情報の収集に対する市民&博物館協働の効果~ | ちょ~生きもの発表会サードシーズン |
2020年11月 | 野生植物を用いた木綿の植物染色―日本海側多雪地の里山での事例― | 植生学会第25回(オンライン)大会 |
2020年3月 | 草木染で里山の色探し―市民協働での植物染色試料の収集と環境教育教材の開発― | 第67回日本生態学会大会 |
2019年5月 | 特定外来生物オオキンケイギクの同定に関する問題と課題 | 日本植物園協会第54回大会 |
Works(作品等)
期間 | Works(作品等) |
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2019年12月 - 2020年3月 | ミニ企画展「里山の草木染図鑑」 |
2018年10月 - 2019年6月 | 企画展「花ごよみ~雪里の季節の彩~」 |
2018年7月 - 2018年9月 | 企画展「空想×体験!里山のミクロとマクロのいきものラボ」 |
2017年10月 - 2018年7月 | 企画展「美人林ものがたり~里山の美しきブナの森の秘密~」 |
2017年7月 - 2017年9月 | 企画展「里山にいきる世界のいきものずかん~外来種とくらす私たち~」 |
2016年10月 - 2017年6月 | 企画展「里山のお米展―にぎやかな田んぼのめぐみ―」 |
2016年7月 - 2016年9月 | 企画展「その魅力にガクガク! アゴ展―噛みしめて生き物の進化―」 |
共同研究・競争的資金等の研究課題
研究期間 | 研究課題タイトル | 提供機関 制度名 |
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2024年10月 - 2026年3月 | 「なごみの里」の生態系評価:管理が粗放化した里山における生物多様性の動態と物質循環 | 熊本県立大学 なごみの里山活動寄付金事業 |
2019年4月 - 2020年9月 | 雪国の身近な自然環境への学びを促す植物染色情報の収集と教育普及活動 | 公益財団法人こしじ水と緑の会 第18回こしじ水と緑の会・朝日酒造自然保護助成基金 |
2014年4月 - 2016年3月 | 水辺植物群集の維持と再生に及ぼす外来水生植物の影響とその非線形性を探る | 日本学術振興会 特別研究員奨励費 |
2008年5月 - 2009年2月 | 外来植物のリター分解の決定要因と植物群集構造へのフィードバック | 日本科学協会 笹川科学研究助成 |
学術貢献活動
期間 | 学術貢献活動 | 会場 |
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2017年4月 - 2020年9月 | 市民協働調査「草木染で里山の色探し」 | 十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ |
2016年4月 - 2019年3月 | 市民協働調査「探鳥会」 | 松之山野鳥愛護会/十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ |
2019年3月 | 『「森の学校」キョロロ研究報告』創刊 | 「森の学校」キョロロ編集委員会 |
2016年4月 - 2018年11月 | 市民協働調査「花ごよみ調査」 | 松之山自然友の会/十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ |
2017年5月 - 2018年8月 | 市民協働調査「伝統的棚田で生き物探し」 | 十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ |
2016年5月 - 2017年9月 | 市民協働調査「小荒戸自然観察会」 | 風土研究室/十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ |
社会貢献活動
期間 | 社会貢献活動 | 会場 |
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2022年7月29日 - 2022年8月5日 | 昆虫観察講師 | 新潟県立大潟水と緑の公園 新潟県立大潟水と森公園 昆虫のライトトラップ(7/29、8/5)) |
2021年8月10日 | オリジナルフレーム切手「ライチョウの里~頸城山塊・火打山~」への写真提供 | 日本郵便株式会社信越支社 新潟県上越市、糸魚川市、妙高市の全郵便局及び十日町市の一部の郵便局(計94局)で発売 |
2021年8月7日 - 2021年8月7日 | 植物標本指導者 | 上越科学館 標本相談室 |
2021年7月30日 - 2021年8月7日 | 昆虫観察講師 | 新潟県立大潟水と森公園 昆虫のライトトラップ(7/30、8/7) |
2020年7月8日 | 妙高山の動植物 | 妙高市立妙高中学校 令和2年度妙高学習 国立妙高青少年自然の家 |
2019年3月13日 | 雪里の植物で草木染め体験! | 越後田舎体験松之山地区協議会 平成30年度越後田舎体験松之山地区協議会総会 |
2019年3月9日 | 外来種の生態学とその対策 | 新潟県魚沼市 平成30年度魚沼市自然環境保全事業 自然環境保全調査第8回報告会「魚沼市生物多様性保全セミナー」 |
2018年10月22日 | 外来植物の生態学:分布拡大と生物多様性への影響 | 新潟県県民生活・環境部環境企画課 (環境リーダー育成協議会事務局) にいがた環境フェスティバル2018 環境リーダースキルアップ講座 |
2018年9月 | 生物標本審査員 | 十日町市・中魚沼郡児童生徒 発明工夫模型展・生物標本展 |
2018年8月25日 | 野外研修会「草木染め」 | 十日町市立理科教育センター 野外研修会 |
メディア報道
発信 | メディア報道 | 媒体 |
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2022年8月4日 | さまざまな昆虫確認 ライトトラップ親子ら33人参加 大潟水と森公園 | 上越タイムス p. 9 |
2021年8月10日 | 標本作りをアドバイス 上越科学館標本相談室 専門家が種類同定 | 上越タイムス |
2021年3月1日 | 身近な植物76種の染め上がりを掲載『雪里の植物染色図鑑』「森の学校」キョロロから刊行 | 東頚新聞 1787号 p.2 |
2018年10月15日 | 市民協働調査12年の成果 キョロロ企画展「花ごよみ」 | 東頚新聞 第1735号 p.2 |
2018年3月15日 | 第10回つまり市民里山学会 地域の自然や文化、実践活動5題発表 | 東頚新聞第 1722号 p.2 |
2017年9月1日 | 意外と身近な外来種 | 新潟日報Otona+ 第26824号 p.3 |
2017年8月8日 | あなたは外来種をご存知 森の学校キョロロで開催中 | 十日町タイムス 第2233号 p. 4 |
2017年7月23日 | 外来種 生態や影響解説 十日町で企画展 | 新潟日報 第26784号 p. 23 |