研究者情報
教授 中尾 富士子 / NAKAO Fujiko
最終学歴 | 神戸市看護大学大学院 |
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学位 | 博士(看護学)2018年3月 修士(看護学)2003年3月 学士(文学)2001年3月 |
所属 | [総合管理学部]総合管理学科 公共専攻 |
fu8nakao@pu-kumamoto.ac.jp | |
本人からの メッセージ |
学部生:自らの健康を守ると同時に家族や周囲の人々の健康を守ること、そして健康的な社会を作る(創る)こと等について学び、考え、そして実践できるように一緒に頑張っていきましょう。 大学院生(看護管理学):少子高齢化や労働人口の減少などの社会の変化は、医療分野が抱える課題や医療人が担う役割へ大きく影響を及ぼしています。本研究科では、看護管理学を中心に他分野の知見を学習することで、現代社会のニーズに対応できる看護職の育成、学問としての看護管理学に関する探究、そして臨床現場の看護実践の質の向上を目指します。本学研究科のキャンパスライフや「看護管理学」に興味を持っている方は、ご遠慮なく、ご連絡ください。 |
専門分野 | 看護管理学 , がん看護学 |
主な研究テーマ | 看護職の労働と健康に関する研究 , アクションリサーチを用いた臨床現場の看護実践の変革に関する研究 , がん患者に対する治療に伴う症状緩和技術に関する研究 |
学会での 活動状況 |
・日本看護科学学会 ・Honor Society of Nursing Sigma Theta Tau International ・The Sciety for Nursing and health sciences ・日本看護研究学会(九州・沖縄地方会役員) ・女性心身医学会 ・看護理工学会 ・高知女子大学看護学会誌査読委員(2012年~2017年) |
地域連携分野 のジャンル |
福祉・看護 |
地域連携分野 のテーマ (キーワード) |
看護 |
社会での 活動状況 |
・2005年~2008年 山口県内の乳がん患者会、リンパ浮腫患者会における、リンパ浮腫のセルフケアに関する講演会講師 ・2007年~2008年 山口県看護協会講習会講師:テーマ「がん治療に伴う続発性リンパ浮腫患者に対する看護」 ・2008年 福岡県主催 九州大学病院への委託講習会講師:テーマ「がん患者にかかわる看護師教育プログラム」 ・2010年~2012年 九州大学病院 リンパ浮腫外来支援 ・2012年~2014年 九州大学病院 看護実践力ブロッサム開花プロジェクト外部評価委員 ・2012年~2014年 熊本県看護教員養成講習会講師 看護教育方法:専門分野「成人看護学」 ・2013年~現在 国立病院機構 熊本医療センター 看護研究指導 ・2014年~2015年 恩賜財団済生会みすみ病院 看護理論研修会講師 ・2014年 福岡県看護協会福岡6地区支部研修会講師:テーマ「体験しよう!リンパドレナージの実際」 ・2016年~2019年 熊本大学病院 婦人科外来にてリンパ浮腫外来支援 ・2018年~現在 国立病院機構 菊池病院 看護研究指導教員 ・2019年~現在 熊本県立大学認定看護管理者教育課程サードレベル 教育運営委員会 委員長 ・2020年~現在 一般社団法人日本リンパ浮腫学会 評議員 ・2021年4月~2023年3月 熊本市立熊本新病院地域医療支援病院運営委員会 委員 海外活動 ・1995年7月~1996年1月 米国ハワイ州 ウイルコックスメモリアル病院 ・2006年8月 タイ チェンマイ大学看護学部(3週間)、マヒドン大学(1週間) ・2010年3月 米国カリフォルニア州 カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)大学院(看護学)(4週間) 非常勤講師 ・2009年~2015年 国立大学法人大分大学大学院医学系研究科:がん看護専門看護師課程 ・2011年~2017年 学校法人川崎学園 川崎医療福祉大学:がん看護専門看護師課程 |
主な研究業績
経歴
期間 | 経歴 |
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2019年4月 - 現在 | 熊本県立大学 総合管理学部 |
2012年1月 - 2019年3月 | 熊本大学大学院 生命科学研究部 |
2008年4月 - 2011年12月 | 九州大学大学院 医学研究院 |
2003年4月 - 2008年3月 | 山口大学大学院 医学系研究科 |
学歴
期間 | 学歴 |
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2009年4月 - 2018年3月 | 神戸市看護大学大学院 看護学研究科 |
2001年4月 - 2003年3月 | 高知女子大学大学院 看護学研究科 がん看護専門看護師課程 |
1997年4月 - 2001年3月 | 熊本県立大学 文学部 英語英米文学科 |
委員歴
期間 | 委員 |
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2023年 - 現在 | 日本リンパ浮腫学会 教育委員会 委員 |
2023年 - 現在 | 熊本市立熊本市民病院臨床倫理委員会 委員 |
2023年 - 現在 | 国立病院機構菊池病院 看護研究 講師 |
2022年6月 - 現在 | 一般社団法人日本看護研究学会 評議員 |
2021年4月 - 現在 | 熊本市立熊本新病院地域医療支援病院運営委員会 委員 |
2020年 - 現在 | 日本リンパ浮腫学会 評議員 |
2019年4月 - 現在 | 認定看護管理者教育課程サードレベル 教育運営委員会 委員長 |
2018年4月 - 2023年3月 | 日本看護研究学会九州・沖縄地方会 役員 |
2004年12月 - 2005年11月 | Sigma Theta Tau International Tau Nu Chapter Secretary |
論文
発行年月 | 論文 | 誌名(出版物名) | 著 |
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2022年11月 | 酸化ストレス・抗酸化力による看護職の疲労感評価ー勤務形態の違いと身体的影響との関連ー | インターナショナルNursing Care Research | 共著 |
2019年11月 | アクションリサーチによるがん治療に伴う続発性リンパ浮腫の予防と悪化防止に関する看護実践の課題と解決過程 | インターナショナル Nursing Care Research | 共著 |
2019年9月 | 「手」を用いる看護技術の重要性を改めて問う 女性の下肢の「むくみ」と用手リンパドレナージの効果に関する研究を通して | 看護研究 | 共著 |
2019年5月 | Experimental Pilot Study of Impedance and Circumference of the lower Extremities; Comparison Before and After Manual Lymphatic Drainage in Healthy Japanese Women. | インターナショナル Nursing Care Research | 共著 |
2019年3月 | 看護師の就労後に生じる下肢浮腫に対する臥床と用手的リンパドレナージでの下肢周囲径変化の比較 | 熊本大学医学部保健学科紀要 | 共著 |
2015年4月 | 診断期から治療期における肺がん患者の苦痛とその対処行動の実際 | インターナショナルNursing Care Research | 共著 |
2014年11月 | 手指消毒剤の使用に関する看護師の認識と行動 感染予防教育内容の検討 | インターナショナルNursing Care Research | 共著 |
2013年3月 | 看護行為別にみた速乾性手指消毒剤の使用実態 | 日本看護学会論文集: 看護総合 | 共著 |
2011年12月 | 生体肝移植のレシピエントとドナーの周手術期における交流の実態とその相互作用 | 日本看護科学学会学術集会講演集 | 共著 |
2011年7月 | 超低位前方切除術を受けた患者の術後1ヵ月・6ヵ月における排便機能障害とその対処行動 | 日本看護研究学会雑誌 | 共著 |
MISC
発行年月 | MISC | 誌名(出版物名) | 著 |
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2021年2月 | 学際的な看護管理学の教育を目指して‐熊本県立大学大学院アドミニストレーション研究科の現状と将来構想 | 看護管理 | 共著 |
2012年2月 | 【根拠がわかるがん看護ベストプラクティス】 がん患者へのケアとエビデンス 症状マネジメントとケアのエビデンス リンパ浮腫 | がん看護 | 単著 |
2012年1月 | 直腸がんで部分的内肛門括約筋切除術と肛門括約筋全温存術を受けた患者の術後1か月における排便機能障害とその対処行動の比較 | 日本がん看護学会誌 | 共著 |
2011年7月 | フットサウナ使用時の入院患者の生理・心理反応~睡眠へ焦点を当てて~ | 日本看護研究学会雑誌 | 共著 |
2010年12月 | 3症例の比較によるリンパ浮腫患者のセルフケア教育の重要性 | 日本看護科学学会学術集会講演集 | 共著 |
2010年11月 | 解剖生理と病態生理がつながる!疾患別看護過程 ネフローゼ症候群 | プチナース | 単著 |
2010年3月 | 病棟スタッフの倫理的感性を磨く効果的な教育方法 | ナースマネージャー | 共著 |
2009年7月 | 虚血性心疾患患者への定期的情報提供と電話による退院後生活指導 | 日本看護研究学会雑誌 | 共著 |
2008年11月 | リンパ浮腫患者に対する複合的理学療法を基盤とした外来で行うプログラムの効果 | 日本看護科学学会学術集会講演集 | 共著 |
2008年11月 | 高齢者をケアする看護・介護職者のバーンアウト傾向とその関連要因 | 日本看護科学学会学術集会講演集 | 共著 |
書籍等出版物
発行年月 | 書籍等出版物 | 出版者・発行元 | 担当区分 |
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2023年12月 | 基礎看護学テキスト | 南江堂 | 分担執筆 |
2021年9月 | 根拠がわかる疾患別看護過程 | 南江堂 | 共著 |
2017年12月 | 複数疾患をもつ患者の実践看護過程 | Gakken | 共著 |
2013年7月 | 臨地実習指導ナビゲータ:はじめて臨地実習指導をする人のために | ユリシス出版部 | 共著 |
2008年9月 | やり直しのフィジカルアセスメント | メディカ出版 | 共著 |
2005年12月 | 新人ナースのためのもっとうまくなる注射・輸液・輸血テクニック | メディカ出版 | 共著 |
講演・口頭発表等
開催年月 | 講演・口頭発表等タイトル | 会議名 |
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2014年7月 | がん治療に伴う続発性リンパ浮腫に関して看護師が抱える課題と思いの実際 | 日本看護研究学会雑誌 |
2013年1月 | 肺がん患者が抱える苦痛について 患者のインタビュー調査より | 日本がん看護学会誌 |
2012年1月 | 直腸がんで部分的内肛門括約筋切除術と肛門括約筋全温存術を受けた患者の術後1ヵ月における排便機能障害とその対処行動の比較 | 日本がん看護学会誌 |
2011年12月 | 生体肝移植のレシピエントとドナーの周手術期における交流の実態とその相互作用 | 日本看護科学学会学術集会講演集 |
2011年7月 | フットサウナ使用時の入院患者の生理・心理反応 睡眠へ焦点を当てて | 日本看護研究学会雑誌 |
2010年12月 | 3症例の比較によるリンパ浮腫患者のセルフケア教育の重要性 | 日本看護科学学会学術集会講演集 |
2009年2月 | The outcome of Complex Decongestive Physiotherapy for a patient with arm lymphedema. | 10thAnnual National/International Evidence-Based Practice Conference |
2008年2月 | The outcomes of Complex Decongestive Physiotherapy for a patient with leg lymphedema | International Conference on New Frontiers in Primary Health Care: Role of Nursing and other Professions, |
2007年11月 | The first chapter of STTI in Japan: management and activities | The 39th Biennial Convention, STTI. |
2005年11月 | Perceptions and coping behaviors of patients during the transition period from time of diagnosis to receiving chemotherapy in the outpatient setting | The Third Pan-Pacific Nursing Conference and The Fifth Hong Kong Nursing Symposium on |
共同研究・競争的資金等の研究課題
研究期間 | 研究課題タイトル | 提供機関 制度名 |
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2023年4月 - 2027年3月 | 臨床放射線看護における先駆的看護実践に関する検討‐Action Research法による試み | 日本学術振興会 科学研究費助成事業 |
2022年4月 - 2027年3月 | 在宅認知症高齢者と介護家族のソーシャルサポート獲得ICT支援プログラムの評価 | 日本学術振興会 科学研究費助成事業 |
2017年4月 - 2020年3月 | リンパドレナージによる免疫能活性化を利用した浮腫予防セルフケアに関する基礎的研究 | |
2015年4月 - 2017年3月 | 用手リンパドレナージを用いた身体的疼痛に対する緩和技術開発に関する研究 | 挑戦的萌芽研究 |
2014年1月 - 2014年12月 | 癌治療に伴う続発性リンパ浮腫に関する看護師への教育支援体制構築に関する研究 | 基盤研究C |
2011年4月 - 2013年3月 | 癌治療後のリンパ浮腫患者に対してジェネラリストが行う看護技術開発に関する研究 | 基盤研究B |
2009年 - 2012年 | がん医療・看護における倫理症例集作成の試み | 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) |
2009年 - 2012年 | 直腸癌で超低位前方切除術を受けた患者の排便障害支援システム構築に向けた基礎的研究 | 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) |
2009年 - 2012年 | 高齢者の早期退院に向けた首下型簡易サウナによる看護プログラムの開発 | 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) |
2009年 - 2011年 | 医療情報電子システム化がもたらしたナーシングワーク特性変容の解明 | 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) |