令和3年(2021年)10月7日(木)のお昼休みに本学グローカル棟2階にあるGlobal Loungeで第10回Global Loungeカフェイベントを行いました。
今年度のシリーズの1つとして、JICA海外協力隊と熊本県立大学のコラボ企画「ランチタイムに、世界に触れる。CAFÉ EVENT JICA協力隊の体験談」を7月から1月にかけて6回の開催を予定しています。高度グローバル人材育成プログラム(大学院(博士前期課程)在学中にJICAの海外協力活動等に1年間参加)紹介の後で、それぞれの回にJICAの青年海外協力隊員として派遣された方に現地での活動などをお話して頂いています。今回はその3回目で、Global Loungeと話者をオンラインで繋ぎ、ルワンダへ村落開発普及員(現:コミュニティ開発員)として派遣された元隊員のお話を聞きました。
ODA開発により水道施設が完成した後の村落に派遣された話者は、上水道の維持管理のための人材育成や現地子どもたちへの手洗い方法の指導、現地にある材料や道具を使っての経口補水液作成方法など、草の根レベルで行った衛生教育活動の内容をお話してくださいました。
実際に現地へ行って分かることや課題が見えてくるということを体感したことから、実際に現地へ行く事の重要性をお話されました。また、ODAのような支援が既に入っている地域の場合、GPSなどの機器を使用することが可能で、支援が入っていない地域と比べると活動のスピードに違いがあることなど、私たちがイメージする「支援」とは違った現実があることを知る良い機会となりました。
参加した学生からも積極的に質問が行われ、ルワンダでの日本人に対する評価や現地滞在中の様子などを聞くことで、ルワンダでの話者の活動内容や実生活をより実感に近い形で理解している様子でした。
今回の参加者の大半が1年生だったこともあり、高度グローバル人材育成プログラム紹介に加えてもやいすとグローバル育成プログラムの案内も行いました。
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熊本県立大学 国際教育交流センター