令和3年(2021年)10月29日(金)、第11回Global LoungeカフェイベントAround the World「桂林」を開催しました。

今年度第3回目となったAround the Worldシリーズ、今回は、中国から環境共生学研究科留学生として本学の博士後期課程に在籍している范春蘭(Fan Chunlan)さんが、中国桂林市について紹介してくれました。桂林市は、中華人民共和国広西チワン族自治区に位置する都市で、1979年に熊本市と友好都市締結をしており、中国有数の観光都市として知られています。

カルスト地形が美しい景勝地として有名な桂林市の観光情報から、同市と熊本市の交流の深さなど、時折ユーモアを交えながら話してくれました。モニターに映し出される桂林市の絵画のような自然の風景、少数民族の生活の様子や伝統的な衣装、当地で人気の食べ物や名産品などの美しい写真に、参加者は終始見入っていました。また、熊本市との関係については、桂林市を走るバスにくまモンが描かれていたり、商品パッケージにくまモンが印刷されているという事実が参加者を驚かせました。

講演後は、女性が髪を長く伸ばす風習を受け継ぐ民族や、桂林市におけるくまモンの人気のほどについて尋ねる質問の他に、かつて中国で実施された一人っ子政策や日本との英語教育の違いといった興味深い質問も飛び出し、活発な質疑応答が交わされました。