大島明秀教授が取り組んでいる菊池市との地域連携事業の一環として、菊池の天地元水神社の神主で学者でもあった渋江松石の旧蔵書リストである翻刻(付索引)を、『渋江松石「蔵書目記」』(菊池市教育委員会、2025.3)として発行しました。「蔵書目記」に確認できる書名は延べ約660点に及びましたが、中でも目を引いたのは、在華イエズス会士の手に成るいわゆる漢訳洋書の名で、ここから当時の日本で「禁書」扱いだった「坤輿外紀」「職方外紀」といった本が、菊池にまで伝わっていた事実が判明しました。
大島明秀教授が取り組んでいる菊池市との地域連携事業の一環として、菊池の天地元水神社の神主で学者でもあった渋江松石の旧蔵書リストである翻刻(付索引)を、『渋江松石「蔵書目記」』(菊池市教育委員会、2025.3)として発行しました。「蔵書目記」に確認できる書名は延べ約660点に及びましたが、中でも目を引いたのは、在華イエズス会士の手に成るいわゆる漢訳洋書の名で、ここから当時の日本で「禁書」扱いだった「坤輿外紀」「職方外紀」といった本が、菊池にまで伝わっていた事実が判明しました。