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「高度グローバル人材育成プログラム」学生隊員現地レポート【タイ便り vol.3(門脇左和さん)】

【タイ便り vol.3】

アドミニストレーション研究科 公共福祉分野

博士前期課程2年 門脇左和

 着任4ヶ月目となりました。最近の出来事や生活、活動について紹介します。

〈タイでの新年〉

 年末から1月の初めまで学期間休みだったため、バンコクのカウントダウンに参加しました。タイで有名なアーティストやアイドルのパフォーマンスを見ることができました。無事推しもできました。その後同僚の先生と合流しチェンマイ旅行へ!タイにはSRTというタイ全土を繋ぐ国鉄があります。チェンマイ旅行の計画を立てる際、私がSRTに乗って行きたいというと、同僚の先生たちからは「SRTは新幹線じゃないからね」と念を押されていましたが、私の列車に乗ってみたいというわがままを聞いてくれて、列車旅をすることができました。やはり新幹線とは違い12時間の長旅でしたがタイの各地の駅を通り、綺麗な景色を眺めながらチェンマイに向かうことができたので楽しかったです!日本以外で過ごす初めての年末年始でしたがすごく楽しい思い出になりました。

同期隊員とカウントダウン
チェンマイ駅

〈普段の生活〉

 私の家の近くにはガソリンスタンドがあり、タイのガソリンスタンドは日本でいう高速道路のサービスエリアのような感じでカフェや、飲食店が入っているので食べるものには困りません。タイは日本よりもカフェのドリンクが安く一杯約230〜300円くらいなので、タイに来てから基本的に1日1杯、日によって2杯飲んでしまう日もあります。タイ料理屋はもちろんKFCやラーメン、お寿司屋さんも入っていて、コインランドリーもあるので休みの日はご飯を食べに行ったり、洗濯したりとほぼガソリンスタンドに入り浸っています。しかし4ヶ月ともなってくると行き尽くしてしまい、最近は家でご飯を作ることもあります。たまには自炊して気分転換しています。

〈学校での活動〉

 環境教育の活動は、長期休みが終わり1月から活動の中心であるコンポストを本格的に始めました。発酵液作りから発酵床作り、ゴミの投入までを生徒たちと一緒に行いました。1日3人ずつ係を決めほとんど毎日ゴミ投入を行なっています。活動はカウンターパートの先生に助けてもらいながらどうにか進めていけています。コンポストは生ゴミを扱うので抵抗がある子もいると思いますが、それでも一生懸命活動に取り組んでくれています。環境クラブではペットボトルゴミを使ったペットボトルフラワー作りをしました。今後は緑化活動の準備を進めていく予定です。

 また、4月には新入生を迎えるということで、1月末に学校ではオープンスクールが開催されました。タイのオープンスクールでは日本の文化祭のように教科分野ごとにお店を出店し、小学校の生徒たちや他校の先生が訪問するという形でした。日本ではあまり見ないオープンスクールの形式でとても羨ましく思いました。私が所属するサイエンス分野はスイカスムージーの販売とスライム作りなどの体験コーナーを行いました。私はスムージー作りをさせてもらったのですが、最後の最後にスムージーを混ぜる棒をミキサーで破壊してしまうという失敗を犯してしまい大変落ち込みましたが、あんなにたくさんのスイカスムージーを作る経験をしたことがなかったので楽しかったです。ちなみにタイのスイカは1玉約300円(60バーツ)ほどだそうで安すぎてとても驚きました。後2ヶ月ほどで学期末休みに入るのでまた気合いを入れ直して活動を頑張ろうと思います。

発酵液作り
発酵床作り
スイカスムージー

〈コビトカバのムーデン〉

 突然ですが、コビトカバの“ムーデン”をご存知でしょうか。ムーデンはチョンブリー県のカオキアオ動物園で飼育されているコビトカバの赤ちゃんです。タイではムーデンコラボパッケージやムーデングッズが販売されており、ムーデンブームが巻き起こっています。ムーデンは日本語で“豚肉団子”という意味で、その名の通り丸いフォルムですごく可愛いです♡タイ国内だけでなく世界的にも人気で世界中から観光客が訪れています。私もムーデンにずっと会いたくて、チョンブリー県に訪れる機会にカオキアオ動物園に行きやっとムーデンと会うことができました。動画で見ていたムーデンを間近で見られてすごく感激しました。皆さんもタイ旅行に来た際はぜひカオキアオ動物園にも足を運んでみてください。

ムーデングッズ
ムーデンのお母さんとムーデン

お問い合わせ先

国際教育交流センター

FAX:096-234-6967