2024年も押し詰まった12月22日(日)、本学中ホールにて文学部フォーラム「石牟礼道子再検証」を開催致しました。
【プログラム】
司会:五島 慶一(本学文学部日本語日本文学科准教授)
開会挨拶 村尾 治彦(本学文学部長・教授)
〔第一部〕 講演と発表
〔講演①〕伊藤 比呂美氏(詩人)による御講演「石牟礼道子の「詩」」
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〔講演②〕渡邊 英理氏(大阪大学大学院人文学研究科日本学専攻 教授)による御講演
「『椿の海の記』の世界──石牟礼道子と森崎和江を結びつつ」
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伊藤氏は朗読を含めながら石牟礼の詩について、渡邊氏は研究者の視点から、二人の同時代作家の作品がもつ可能性に関してお話になり、学生と一般の方あわせて二百名を超える聴衆を惹きつけていた模様です。
続いて、文学部日本語日本文学科四年生二人によるミニ発表。10分間という短時間ながら、よく準備された内容で堂々とした発表ぶりでした。
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休憩後の第二部では、会場からの質問への応答を主とした渡邊氏×伊藤氏の対談。司会進行は文学部の五島准教授が務めました。
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当日は熊本日日新聞社・NHK熊本・TKUのそれぞれ取材が入った上、先述の通り来場者200名を超える盛況裡に閉会しました。学生・一般からの感想でも概ね好評で、これがタイトルにも掲げた「石牟礼道子再検証」に繫がれば幸いです。
尚、より詳しい報告が、2025年3月発行予定の文学部広報誌『文彩』第21号に掲載される予定ですので、併せて御覧戴けたら幸いです。
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