12月21日に県立大・中ホールで「地球のステージ」を開催しました。同イベントは「もやいすとグローバル育成プログラム」授業の一環ですが、中・高校生を含む広く一般に開放し行われました。当日は足元の悪い中、約80名が会場を訪れました。
地球のステージ代表理事で心療内科医・精神科医の桑山紀彦さんは、長年世界の紛争地域や被災地で心のケア・医療支援活動を行いつつ、その活動で出会った身近な人々や現地の様子を語りや歌、映像で伝える「地球のステージ」の活動を全国各地で行っています。
昨年に続き本学では2回目となる今回は、アフガニスタン、東ティモール、パレスチナ、ウクライナについて触れ、厳しい状況下でたくましく生きる人たちの様子を伝えました。
桑山さんは講演の最後に自身の学生時代の経験を振り返り、学生のみなさんには大学時代になるべくたくさんの場所へ行き、いろいろな人に会う経験をしてほしいと話しました。
参加者からは「将来は自分の好きなことを活かして人のためになりたい」「自分の興味や関心を通して世界を広げたい」といった感想が寄せられました。
終演後に国際教育交流センターで茶話会が開かれ、講演に対する感想や質問を直接桑山さんと話す機会が設けられました。講演を通し自分ごとに立ち返った参加者たちから、熱心な質問や感想が飛び出しました。和やかな雰囲気のなか、それぞれの決意や思いを胸に茶話会の幕を閉じました。