令和6年度の文学部日本語日本文学科「文学散歩」(12月7日)は、熊本県菊池市、山鹿市方面に向かいました。
バスを2台借り上げ、日文科の学生34名とともに菊池市中央図書館、ならびに山鹿市の八千代座、資料館夢小蔵、山鹿灯篭民芸館を見学し、図書館の構造、展示方法、前近代史資料とその保管方法、近代熊本の演芸史や民芸文化史について学習しました。
まず、菊池市中央図書館では、学芸員の案内の元に、10人ずつ交代でバックヤードに入れていただき、収蔵されている近世史資料とその保管状況について説明を受けました。また、バックヤードに入っていない間、学生は図書館内の構造や展示を見学し、書架構築や蔵書構成、展示方法などを学びました。
ついで、山鹿市に移動し、まず八千代座に到着しました。八千代座ではガイドの案内の元に、八千代座の誕生史、復興史、舞台・観客席の構成などについて勉強しました。
次に、向かいの資料館夢小蔵では、近代熊本の演劇史や民芸文化史について学びました。
最後に、山鹿灯篭民芸館に移動し、山鹿灯篭製作の実演と、数々の灯篭作品の展示を見学するとともに、灯篭史とこれを使った町おこしの歴史について学習しました。