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カンボジア・インドネシア帰国報告会を開催

本学は、多様な海外体験活動を提供しており、11月26日には2つの海外活動に関する帰国報告会を開催しました。

1つ目は、カンボジアで実施された「もやいすとグローバル育成プログラム・グローバル実践活動」です。2つ目は、JICA(国際協力機構)との連携によりインドネシアで展開された「高度グローバル人材育成プログラム」でJICA海外協力隊の活動です。

報告会はCPDホールで行われ、約50名の学生や教員が集まりました。参加者は、発表者たちの貴重な経験や学びに熱心に耳を傾け、活発な質疑応答も行われました。

まず、「グローバル実践活動」としてカンボジア・プノンペンの日系企業で1か月間のインターンシップを経験した、総合管理学部総合管理学科3年生の植木綾香さん(左)と文学部英語英米文学科3年生の前田さつきさん(右)による帰国報告が行われました。(植木さん・前田さんの活動報告はこちら→もやいすとグローバル育成プログラム(学部生対象)|公立大学法人 熊本県立大学

植木綾香さん
前田さつきさん

植木さんは、美容サロン「イル・ヴリール」でインターンシップを経験しました。サービス業におけるスタッフ育成やおもてなしの重要なポイントに加え、カンボジアという異文化の中で得た新たな気づきについて語りました。

前田さんは、ゴム製品や合成樹脂を扱う「シバタ工業」でインターンシップを実施。現地では、貯水や水質調査といった環境関連事業に携わりました。さらに、ドローン撮影や動画作成、日英翻訳、商談や会談への同席、スタッフへの日本語教育など、多岐にわたる業務を通じて、仕事と文化の両面で貴重な体験を積みました。

続いて、「高度グローバル人材育成プログラム」の一環で、JICA海外協力隊員として環境教育活動に取り組んだ、アドミニストレーション研究科博士前期課程の弥永真以さんが発表しました。

弥永真以さん

弥永さんは、インドネシア・北スマトラ州にある「デリセルダン環境局」に配属され、地域の子どもたちにごみ分別を促す独自の取り組みを紹介しました。また、職場内で信頼関係を築くことの重要性や、現地での気づきや学びについて、ユーモアを交えて語りました。(弥永さんの活動報告はこちら→高度グローバル人材育成|公立大学法人 熊本県立大学

最後に、堤裕昭学長より講評がありました。学長はご自身の米国留学経験を踏まえ、「若さはカルチャーショックを乗り越える力になる。若い今こそ海外へ挑戦してほしい」と学生たちを力強く激励し、会を締めくくりました。

堤裕昭学長

お問い合わせ先

国際教育交流センター

FAX:096-234-6967