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TSMCとJASM、熊本県立大学が共同で、地下水資源の保全に向けた 調査研究プロジェクト「Green Joint Development Project(グリーンJDP)」をスタートさせます。

 グリーンJDPは、TSMCが「Green Manufacturing」(環境にやさしいものづくり)の理念のもとに推進する産学共同研究プロジェクトで、「水資源」、「気候変動」、「大気汚染」、「廃棄物処理」の4つを軸に世界の大学と連携し、環境問題に関する研究開発を推進するものです。

 今回の熊本におけるグリーンJDPは、「地下水資源の保全」をテーマに、地下水の水位観測と水質分析、地下水流動システムの解析などを行います。この産学共同研究プロジェクトで得られたデータや研究結果は、産官学で共有し、経済活動と環境保全が両立する社会の実現を目指します。

 本学では、環境共生学部の石橋康弘教授が中心となり、地下水の水位観測と水質分析を行い、地下水資源の保全に貢献する研究に取り組みます。

 2024年10月9日(水)ザ・ニューホテル熊本で開かれた発足式で黒田忠広理事長は、「そんなに地下水を使っても大丈夫ですか?との問いには、サイエンスが答えを示すべきです。」「地下水の保全は、熊本の半導体産業の持続的発展に不可欠。この研究が、世界に貢献できる成果を生み出すことを期待しています。熊本を、火の国・水の国から、火の国・水の国・半導体の国へと発展させ、くまもと新時代を拓く、教育・研究に取り組んでいきます。」と抱負を述べました。グリーンJDPは、今後3年間の予定で実施されます。

挨拶をする黒田忠広理事長
2024年10月9日(水)ザ・ニューホテル熊本でのグリーンJDP発足式
  • 登壇者右側から、熊本県立大学 石橋教授、堤学長、黒田理事長、金田大津町長、吉本菊陽町長(「吉」は土のしたに口)、木村熊本県知事、マービン・チャンTSMC研究技術ディレクター、堀田JASM社長、アンナ・ツェンTSMCグリーンマニュファクチャリング部デピュティ・ディレクター、熊本大学 小川学長、大谷副学長、細野教授
  • グリーンJDPには、熊本大学も参画し、地下水資源の保全に向けた研究に取組みます。

(写真提供TSMC)

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地域・研究連携センター、企画調整室