令和6年度熊本県立大学・大学院卒業式・学位記授与式を令和6年(2024年)9月20日に本学大会議室で行いました。今年度は学部生4名が卒業、大学院生2名(博士後期課程2名)が修了しました。
堤裕昭学長から、「本日、卒業式・学位記授与式を迎えられた皆さんは、それぞれの学びの目標を見失うことなく自己研鑽を積まれて、大学の卒業や大学院における博士号取得という着実な人生の歩みを結実されました。大学生としての4年間、大学院博士後期課程の大学院生としての3年間、楽しいことだけではなく、様々な困難にも直面したことでしょう。その困難を乗り越えるために誠実に努力し、知恵を育み続けてきた皆さんの姿を賞賛すると共に、卒業後の新たな世界への船出にエールを送ります。皆さんは、本日、本学での学びを終えて、卒業証書または博士号学位記を手にしました。このことは、本学において一定のレベルの学問を会得したということを意味し、これからの人生において、精神の面でも、物質の面でも皆さんを豊かにする助けとなることと思います。その学びを是非とも個人の幸福のためだけではなく、この地球に形成された人間社会において、誰しもが平和で、自由で、豊かな生活を送ることができるように、一人一人の力は微力ではあるかもしれませんが、コミュニケーションを取り合い、志を同じくするより多くの人々と力を合わせて尽力していただくことを切に願います」と式辞がありました。