アドミニストレーション研究科博士前期課程 弥永真以
インドネシアでの活動があと1ヶ月弱で終わろうとしています。今までの調整や準備を経て、ようやく環境教育/啓発活動を学校現場で実践にできるようになりました。8月20日までに小学校を5校巡回しました。何を伝えるのか、何を使うのか、どうやったら子供たちが楽しく実践できるかなどたくさん悩みましたが、悩む度に自分なりに「こうしよう」と決めることで、少しずつアイデアが形になりました。ここまでの道のりは簡単ではなく、いくつものステップが必要でした。
インドネシアでは住民のポイ捨てが問題視されており、道端には主にプラスチックのポイ捨てが目立ちます。未だほとんどの地域に焼却処分場がないため、最終処分場へ運び込まれるプラスチックの量を減らしたり、ごみを分別することで再利用できることを住民に周知させたりすることが必要です。まずはごみをごみ箱に捨てること、インドネシアでの分別の大切さを啓発しようと考え、身近にあるダンボールでゴミを分別するための教材(Nyam-Nyam)を同僚と製作しました。
私が小学校に行くだけで子供たちはとても嬉しそうにして、子供たちの笑顔を見ると自然と励まされます。残り1ヶ月弱、出来るだけ多くの学校に足を運び、Nyam-Nyamを使った啓発活動をしようと考えています。
(写真1)職場の同僚に実施内容について提案・相談しているところ
(写真2)Nyam-Nyam作成
(写真3)小学校での啓発活動1/分別を実践
(写真4)小学校での啓発活動2/風呂敷を紹介
(写真5)初めはインドネシア語で話すのが不安で原稿を見ていました
(写真6)帰り際に声をかけてくれた子供たちと記念撮影
(写真7)小学校での啓発活動3/分別
(写真8)小学校での啓発活動4/分別を実践
(写真9)原稿なしで伝えられるように工夫しました