米Apple社は毎年、Worldwide Developers Conference(WWDC)にて、世界中の開発者向けにハードウェアやソフトウェアの開発における将来の見通しについて発表を行います。今年のWWDC24は6月10日~14日(太平洋時間)で開催されました。初日にApple Parkで開催される特別なイベントでは、デベロッパと学生が開会を祝う機会が設けられています。
秋岡さんは、そのWWDC24初日である6月10日(太平洋時間)にApple Parkで開催された特別なイベントに招待されました。前日6月9日にApple Infinite Loop Campusで開催されるウェルカムレセプションから始まり、6月11日にはApple Developer Center Cupertinoを訪問しました。また、Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cookの講演を聴き、Appleのエンジニアと直接交流し意見を交わす機会があり、WWDC24の熱気をまさに肌で感じ、たくさんの学びがある大変貴重な経験をしてきました。
秋岡さんのコメント
この度、WWDC24に参加することができ、大変嬉しく思います。昨年のWWDC23はオンラインで参加しましたが、今年のWWDC24は現地で参加することができ、昨年以上に世界中のエンジニアとのつながりを感じることができました。Apple Parkでは、今回発表された新技術や今後の展望についてWWDC24の参加者と意見を交わすことができました。AIについても、悲観的な見方ではなく、Apple Intelligenceを活用することへの期待や楽しみに関する話題が多く、熱意あふれる方が多い印象を持ちました。Appleのエンジニアに私自身が開発したアプリケーションについてコメントやアドバイスなどをいただく機会があり、そのアドバイスをもとに今後改善していきたいと考えています。さらに、現地ではWWDC24に参加する日本人同士での交流会も開催され、皆さんが開発に対して非常に熱意を持っていることを感じました。皆さんと話すことで、自分自身の成長や学びに対する意欲が一層高まりました。
新しい技術の登場は、社会課題を解決していく一つの手助けになり得ると考えます。これらの技術を活用していくことで、この社会にはまだまだ多くの可能性が広がっており、創意工夫次第でどんなものでも生み出せると感じます。テクノロジーを使うことで、世界中のどこにいても新たな価値を創造することができるはずです。場所を選ばないからこそ、誰にでも可能性があると考えます。そのため、私自身もテクノロジーを使いながら新たな価値を提供し続けたいと思います。
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