本学では、「地域に生き、世界に伸びる」をスローガンに掲げ、地域に根ざしながら世界を見据える人材の育成に努めています。「もやいすと育成プログラム」では、熊本の自然や文化、社会に対する理解に立ち、専門の枠を超えて、自ら課題を認識・発見し、“地域づくりのキーパーソン”として、地域の人々と協働して課題の解決に取り組む人材(もやいすと)の育成を目指します。
もやいすとジュニア育成は、もやいすと育成プログラムの最初のステップです。「地域」と「防災」のどちらかを選択し、1年生全員が受講する必修科目です。
令和5年度のもやいすと防災ジュニアでは、受講生250名が1班5人もしくは6人のグループとなり、【令和2年7月球磨川流域豪雨災害】をテーマとし、オンデマンド授業や復興における課題解決へ向けたグループ活動を行いました。
グループ活動ではメンバーの意見を付箋を使用し、分類ごとに整理したり、イーゼルパッドに書き込んだりと、各グループで創意工夫を凝らしていました。
そして令和5年12月22日(金)、成果発表会を実施しました。
グループでまとめた地域課題解決案をパワーポイントや映像にまとめ、発表を行いました。
表彰式では学生の評価から選ばれる「学生賞」と、教員の評価から選ばれる「優秀賞」及び「最優秀賞」を選出し、各教室の担当教員より賞状が授与されました。
全体講評として担当教員の柴田教授より、「約2か月間のグループワークお疲れ様でした。グループで一生懸命考えて、課題解決へ向けた検討が出来たかと思います。この授業で経験したことを、卒業までの勉強やグループワークで活かしてほしいです」とコメントがありました。