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「もやいすとシニア(グローバル)育成」短期英語研修プログラムを実施しました

 熊本県立大学では、地域課題に柔軟に適応し、グローバルな視点を持って活動できる学生を育成するための「もやいすとグローバル育成プログラム」を実施しています。2年次に開講されている「もやいすとシニア(グローバル)育成」の短期英語研修を、今年度は9月11日から15日までの5日間、水俣市を中心に実施しました。今回は、熊本県立大学と学術交流協定を結んでいるタイ・カセサート大学からの研修団11名、本学で水銀研究を行っている留学生3名とともに、環境学習を中心に、さまざまなテーマについて意見を交わし、相互理解を深めながらの英語研修となりました。

 初日は、熊本県立大学で研修団の顔合わせ交流会やキャンパスツアーを実施した後、八代市のごみ処理施設であるエコエイトやつしろ(八代市環境センター)を訪問。八代市環境課藤川貴史様より同市が目指す「2050年カーボンニュートラル」について講話を聞き、ごみ処理の過程を実際に見学しながらリサイクルの仕組みについて学びました。

 2日目は、水俣環境アカデミアの古賀実所長から、水俣市の概要やSDGs未来都市への取組についてレクチャーを受けた後、水俣病資料館や熊本県環境センター、エコパーク水俣を見学。3日目は、前日までの学びを踏まえ、グループに分かれてディスカッションや発表を行いました。4日目は、水俣エコタウンを訪れ、家電リサイクル事業を行う工場見学で、環境維持の現状を学んだあと、JNC株式会社を訪問し、センター長の説明を聞きながら施設見学を行いました。その後、水俣市役所にて水俣市 髙岡利治市長を表敬訪問し、本学の学生とカセサート大学の学生がそれぞれ研修の成果を発表しました。

 5日目はカセサート大学研修団とともに熊本市内を視察。英語で熊本城や水前寺公園を案内しました。5日間を通して、カセサート大学や本学留学生との交流を深め、グローバルな視点で水俣の歴史や課題、未来について考え、発表する力を養いました。

初日の顔合わせ交流会@グローバルラウンジ:堤学長と研修団

エコエイトやつしろ:ごみを持ち上げる実寸大のクレーンバケットの前で

水俣環境アカデミア:古賀所長による講義

熊本県環境センター:篠原館長による講義、研修団からたくさん質問があがりました

グループに分かれてディスカッション、発表準備

水俣市長表敬訪問

アクトビーリサイクリング(株)@水俣エコタウン:家電リサイクル事業見学

お問い合わせ先

国際教育交流センター

FAX:096-234-6967