熊本県立大学では、2023年7月16日(日)及び17日(月・祝)に熊本県立大学キャンパス(熊本市東区月出)で、高校生等を対象とした、オープンキャンパスを開催しました。2日間延べ1,700人以上にご来場いただき、本学教職員や学生スタッフが準備した様々なプログラムにご参加いただきました。高校生・受験生のみならず保護者の皆さん、また熊本県からだけではなく、北は関東地方、南は沖縄県からもご参加いただきました。
オープンキャンパスは、高校生等の皆さんに、実際に本学の雰囲気を体験しながら本学の教育・研究内容や入試制度について理解を深めていただくことを目的に開催されたもので、人数制限なしで開催されるのは、コロナ禍前の2019年以来、実に4年ぶりとなりました。各学部・学科・専攻の教員よる教育内容や入試についての説明会や、学生スタッフも交えてのキャンパスツアー、模擬授業、通常は公開していない学部施設の見学、ゼミ体験、個別相談会のほか、学食体験会場では学生自治会によるサークル紹介も行われるなど、大いに盛り上がりました。
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この記事は、7/17に開催された総合管理学部のオープンキャンパスレポートです。
オープンキャンパスレポート①前編(文学部・環境共生学部)はこちらから。ぜひ、①②合わせてご覧ください。
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7/17はいよいよ総合管理学部のオープンキャンパス当日です! 前日の文学部・環境共生学部のオープンキャンパスに引続き、この日もとっても良いお天気でした。 ↓↓
9:30から来場受付開始です。 ↓↓
学食体験の食券は、好評につき提供開始時間前には完売していました。お買い求めいただけなかった皆さん、申し訳ありませんでした。 ↓↓
10時から、3つの会場(教室)で学部説明会がスタートしました! 総合管理学部の教員から、学部の教育内容や入試情報についてご説明しました。 ↓↓
総合管理学部では、来年度入学者から専攻制を導入します。この説明会では、新たな総合管理学部の教育内容についてもご紹介しました。 ↓↓
10時20分からは、この日第1回目のキャンパスツアーを行いました。総合管理学部の学生スタッフによる大学概要やキャンパスライフの紹介と、施設見学の2本立てです。キャンパスツアーは、午前・お昼・午後の計3回開催しました。 ↓↓
総合管理学部の現役学生から、大学の概要やキャンパスライフをご紹介している様子です。 ↓↓
質疑応答コーナーでは、参加者の皆さんからの質問に現役学生がお答えしました。 ↓↓
学生による紹介の後は、施設見学へ。こちらは、キャンパスツアーで訪れた情報処理実習室の様子です。情報処理実習室では、高速・大容量のパソコンを使って、プログラミングやイラスト描画の体験ができます。学生は、この情報処理実習室で授業受講やレポート作成をしたり、情報処理実習室を管理しているデジタルイノベーション推進センターでITサポートを受けることができます。学生生活を送る上で重要な場所の1つです。 ↓↓
こちらは、図書館見学の様子です。熊本県立大学の図書館では、多くの蔵書の中から書籍を借りることはもちろん、個別学習用デスクで自習をするなど、大学で学ぶ中で様々な場面で活用することできます。入学後は、ぜひたくさん利用してくださいね。 ↓↓
キャンパスツアーでは、この他に、Global Loungeとキャリアセンターを見学していただきました。
さて、10:50からは、学部説明会に引続き、3会場(教室)で、総合管理学部の教員による模擬授業を行いました。
大ホールでは、公共専攻の模擬授業として、安武准教授による「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」をテーマとした授業を行いました。この授業の中では、参加者の皆さんにQRコードを読み取りリアルタイムでアンケートに回答いただきました。参加型の授業で、楽しみながら学んでいただけたのではないでしょうか。 ↓↓
~公共専攻模擬授業 参加者の声~
・認知症の方や家族が感じていることをわかりやすく説明してくださったので理解を深めることができました。これから認知症の方と接するときは今日教えていただいたことを思い出して接するようにしたいです。
・身近に認知症の方がいるのでとても気になっていた授業でした。様々な面から”認知症”をフォーカスしており大変興味深かったです。
・公共専攻でどんなことを学ぶのかがわかった。アンケートなど、スライドだけではないので楽しく参加できた。
・認知症について知らなかったことが多くあったしこれからの支援方法やどう未来につなげていくか深く考えられた。
・授業の中でアンケートをとって、その結果がその場ですぐみんなと共有できるのがとても新鮮で面白かったです。認知症についての知識も以前より深まりました。
中ホールで行ったビジネス専攻の模擬授業 河西教授による「データから因果関係を探る」にも、多くの方にご参加いただきました。高校までの授業とは違った大学の授業の面白さを体験していただけたようです。 ↓↓
~ビジネス専攻模擬授業 参加者の声~
・知らないことばかりでグラフや表の説明を詳しくされていて高校とは全然違うなと思いました。
・因果関係や相関関係についてくわしく学ぶことができました。また、内容をわかりやすく説明してくださったのでより色々なことを学ぶことができました。
・因果関係というものは知っていたけれど、因果関係を見つける方法がとてもたくさんあり、正しい結果を出すには色々なものと関係を分析する必要があるということを知って、難しそうだけど、今回教えていただいた方法だけでなく、違う方法についても知りたいと思いました。
・ビジネス専攻がどのような授業をしているのかよく分かった。
中講義室2では、情報専攻の模擬授業 岩見准教授による「地域を情報の視点からみてみると」を行いました。「情報」の多様さを学んでいただきました。 ↓↓
~情報専攻模擬授業 参加者の声~
・「情報」という言葉だけではそれがどういう学びになるのかが分かりづらかった。授業から「情報」の見方、考え方、使い方、それがどう地域に活かされているか理解でき、この専攻がどう社会で活躍できるのか知ることができた。
・先生の論文、インタビューから情報をわかりやすく伝えるためにグラフを工夫して作っていてとても面白かった。
・大学の講義の雰囲気が分かりとても充実した時間でした。
・想像していた情報と違って難しい数学的なものばかりではなかったので、理解しながらお話を聞けたのでとても面白かったです。
・情報にもたくさんの種類があり、その中でも地域の情報はあまり関わりがないものだと思っていたけど実は身の回りに沢山あることを知れたのでいい経験になった。
お昼の学食体験と学生自治会によるサークル紹介ミニステージは、この日も大好評でした! ↓↓
また、この日もお昼頃に、熊本県立大学の食育について学ぶ学生グループ「食べラボ」メンバーによる、食べて学べるお土産配付を行いました。 ↓↓
大ホール前の総合案内では、過去問題を閲覧されている方や、スタッフへ進学相談をされている方の姿も見られました。 ↓↓
午後からは、総合管理学部のゼミ体験を行いました。
公共専攻のゼミ体験 井寺ゼミ(行政学) ↓↓
公共専攻のゼミ体験 上拂ゼミ(行政法) ↓↓
ビジネス専攻のゼミ体験 望月ゼミ ↓↓
ビジネス専攻のゼミ体験 河西ゼミ ↓↓
情報専攻のゼミ体験 情報専攻紹介・学生による個別相談コーナー ↓↓
情報専攻のゼミ体験 “超実践的”研究室「飯村研究室」を覗いてみよう! ↓↓
米Apple社主催のQQDC2023SSCで入賞した飯村研究室3年の秋岡菜々子さんと山田雄斗さんのコーナーもありました。 ↓↓
~ゼミ体験 参加者の声~
・実際にゼミでやっていることを多く知ることができた。
・天草は島ならではの地域課題があります。天草の地域活性を研究されていることを初めて知りました。ありがとうございます。
・行政学について知ることができた。行政学という言葉は堅苦しいと感じたが分かりやすかった。
・学生の方たちがなにを具体的にしているのかがわかった。とても色々なことを話し合っているんだなと思った。
・実際にフィールドワークを行い町おこしのパンフレットなどを作っていてすごかった。
・井寺ゼミを体験してゼミ生の実践を聞いた。地域のためになることを実践していて、私がやりたいと思ったことにあてはまり、はいりたいと強く思った。
・大学で研究していることについて詳しくきけた。
・相談会があり、気になっていたことについて質問できたので良かったです。ゼミの内容についても知れて良かったです。
・実際にゼミ生に話を聞けて活動の内容を聞けて良かった。入試の時の話や学校生活について聞き、とてもためになったし、学校生活はとても楽しそうで行きたいと思った。
・現役大学生たちがゼミの紹介を簡単に説明してくださったので、このゼミに興味を持ちました。
・実際にゼミで何をするのか、また研究内容を話していただいて、大学生活のイメージができてよかった。
・大学生に直接質問できて、楽しく話せたし、実際のことが聞けてよかった。
・学生の方たちがとても親切で良かった。
・実際の学生生活について知ることができた。留学している学生の方もいて、様々な経験ができるのだと知れた。
・興味深い研究などが沢山あり、大学生のリアルな活動を知れました。
・丁寧に接してくださり、質問も気軽にできた。予想以上に丁寧だったので、もう少し聞きたいこと準備しておけばよかったと後悔した。
・とても自由な雰囲気で楽しそうだった。実際に実用的アプリを作っていて凄かった。
・活気があって面白かったです。どんな研究室なのか雰囲気が伝わってきました。
・全て0から飯村ゼミの学生でつくったアプリや映像を見たり、体験して面白そうと感じ自分でも作ってみたいと思った。
・学生の方々が丁寧に質問に答えてくれて学部が楽しそうだと思った。
・アプリの開発やその説明など普段聞けない内容が沢山聞けたのでとても面白かった。
・初めて、研究室というものをみてみたのだが、様々な分野でアプリを作っていたり、映像を作っていたりして楽しそうだった!
・先輩たちが優しく話しかけてくれていい体験ができた。
・プログラムのタイトル通り超実践的で、ゼミ生はこんなに凄いアプリが作れるのかと関心した。学生が生き生きと話す姿を見て、私も飯村研究室で学びたい。
・興味のあるゼミで直接話をきけてうれしかった。
2日目のオープンキャンパスは、15半頃全日程を終了し、880人以上の方にお越しいただきました。暑い中ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
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このレポートで、今回のオープンキャンパスにご参加いただけなかった皆さんに少しでも当日の雰囲気を感じていただけましたら幸いです。オープンキャンパス2023レポート①前編:7/16文学部・環境共生学部もぜひご覧ください。
なお、熊本県立大学では、随時個人向けの学内見学を実施しています。オープンキャンパスに参加できなかったものの、本学受験を検討されているという高校生・受験生の皆さんは、ぜひチェックしてみてください。
オープンキャンパスは、例年7月頃に開催しています。次回開催分の情報については、開催時期が近づいてきましたら本学ホームページのオープンキャンパスのページに掲載していきます。
★オープンキャンパスページはこちらから(https://www.pu-kumamoto.ac.jp/examination/opencampus/)
★前回(2022)のオープンキャンパス(定員制)の様子はこちらから(https://puk-oc.jp/report/)