7月10日(月)に英語英米文学科の留学サポート団体Globally Talk!のメンバーが中心となって、香港理工大学の学生と交流イベントを開催しました。新型コロナウイルスの影響で、香港理工大との交流は数年途絶えていました。久しぶりの交流にあたって、Globally Talk!のメンバーからぜひ日本文化のおにぎり作りを体験してもらいたいという声があり、実現に向けて動きました。
今回、環境共生学部の田尻美千子先生に計画や準備から片づけまでご協力いただきました。田尻先生のご指導のおかげで栄養バランスの良い食事を提供することができました。また菊池市中央図書館の安永秀樹館長から美味しい七城米をご提供いただきました。ありがとうございました。
当日は英語やボディーランゲージを用いながら「おにぎらず」を作りました。香港の学生は、興味津々に一つ一つの具材を見ていました。「日本の食べ物を食べることはあっても、作ることはなかったのでとても嬉しく、楽しかった 」と感想をもらいました。
昼食後は、香港の学生とGloballyTalk側で交互にそれぞれが考えたゲームをしました。香港理工大学の学生たちは、 香港のおすすめ観光スポットや美味しい食べ物、興味深いお祭りについて紹介するゲームや、借り物競争のゲームを元気よく実施してくれました。Globally Talk!は、毎週月曜日に行っている”Lunch Talk”を行い、お互いの国や文化をテーマに、楽しく語り合いました。
この交流イベントを通じて、普段の大学生活では得られない学びを得ることができました。異文化に触れる時、無意識のうちに萎縮し、お互いの差異ばかりに目を向けてしまいがちですが、香港の学生たちと対話し、似通っている部分や共通している部分があることを肌で感じました。多様化が進む現代社会において、違いよりもむしろ共通点に価値を見出そうとする姿勢が、私たちに求められるのではないでしょうか。そのような気づきが得られ、大変有意義な体験となりました。
(英語英米文学科 中原・千綿)