総合管理学部・石橋賢准教授と石橋研究室卒業生の内山柊太さん、後藤寛さんが国際会議NICOGRAPH International 2022(会期:6月4・5日[オンライン])にてShort Paper Awardを受賞しました。
NICOGRAPHは、1985年以来、旧社団法人日本コンピュータ・グラフィックス協会が実施してきたCGやマルチメディア分野の論文コンテストです。 その後、財団法人マルチメディアコンテンツ振興協会(MMCA)を経て、2000年より芸術科学会が主催しています。このコンテストは、CGやマルチメディア関係の論文発表の場として長い歴史を持ち、日本の CG・マルチメディア関係者の恒例行事となっています。
受賞年月日
2022年6月5日
受賞内容
Short Paper Award (受賞者| 石橋賢、内山柊太、後藤寛)
研究題目
「Visual Effect System for Projection Mapping with Japanese Drum Performance」
受賞にあたって一言
本研究は、本学のR2年度地域おこしスタートアップ事業としてスタートし、八代市の祭事において太鼓演奏と連動したプロジェクションマッピングイベントを実施しています。本内容は、その取り組みでの課題解決のために開発した映像効果システムを提案し、現地での実証実験をとおしてその有効性を検証したものです。本受賞では、祭事や太鼓演奏といった伝統文化に対して、AIとセンサ、ARデバイスなどの複合的な情報メディア技術を導入した点が高く評価されました。システム開発に取り組んだ内山さんと後藤さんをはじめ、祭事や太鼓演奏の関係者全員のご協力があり、今回受賞できたものと深く感謝しております。今後も地域の取り組みの学術的価値を高めつつ、国内外に積極的に発信できる研究活動に進めていきたいと思います。
イベントの様子(2021年11月) |
イベントの動画リンク
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