熊本県立大学では,平成30年より熊本市教育委員会,熊本大学,株式会社NTTドコモと四者連携協定を締結し,熊本市における教育ICTの推進に関連して教育課程外におけるプログラミング教育の推進に向けた様々な取組を行ってまいりました。
毎年,8月にはサマースクールと銘打った夏休みにおけるプログラミング教育機会の提供,2月には世界的なイベントであるComputer Science Education Weekの熊本版を実施してきており,毎年多くの小中学生に参加頂いています。
今回,これらの取組に加え,熊本県内に点在する社会教育力※を結集し,くまもとの次世代を担う子どもたちのプログラミング教育を推進するための協議会「くまもとプログラミング教育推進協議会」を設立する運びとなりました。
つきましては,本協議会の設立準備を記念した特別講演を,熊本大学大学院教育学研究科の前田康裕特任教授をお招きして実施します。前田特任教授には,熊本市におけるタブレット導入がどのように学校現場を変えたのか,今後教育がどのように変わっていくのかについてお話頂きます。また,米Apple社が主催する世界的イベントWWDC22のSwift Student Challengeにおいて世界中の学生とともに入賞を果たした,熊本県立大学4年生の中村優太さんに入賞までの軌跡と学生視点でのプログラミング教育への提言について講演を行ってもらいます。
これらの特別講演から,熊本市における教育ICTの現状と今後の方向性,熊本で育成すべき高度ICT人材像について様々なヒントを提供頂きたいと考えております。併せまして,くまもとプログラミング教育推進協議会の設立に関する説明会を実施し,皆さまに広く社会教育力を基盤としたプログラミング教育推進へのご協力をお願いしたいと考えております。
開催日時:令和4年7月28日(木) 13時~15時
開催場所:オンラインによる実施
参加資格:どなたでも参加できます(定員100名予定)
申込方法:下記URLまたは別添チラシのQRコードからお申込みください
https://forms.gle/hhgvn7Xx95UiHkBD6
開催内容:特別講演1「熊本市のタブレットを活用した教育の現状と未来」
熊本大学大学院教育学研究科 前田康裕 特任教授
特別講演2「熊本県立大学生WWDC22 Swift Student Challenge 入賞の軌跡」
熊本県立大学総合管理学部4年 中村雄太
説明会「くまもとプログラミング教育推進協議会の設立について」
熊本県立大学総合管理学部 小薗和剛
主 催:熊本県立大学
後 援:熊本市教育委員会、熊本大学大学院教育学研究科、熊本日日新聞社
※社会教育力とは,学校現場だけでなく,様々な教育機関,教育行政機関,官公庁,自治体,各種産業・企業,各種団体,個人など社会を構成する様々な組織・団体・個人が持つプログラミング技術や資源などを学校外において結集し,次世代を担う子どもたちのプログラミング教育に資する事を指しています。
これまでの本学の活動は,こちらからご覧頂けます。
お問い合わせ先
熊本県立大学 総合管理学部 小薗研究室
〒862-8502(大学専用郵便番号:住所記載不要)
熊本市東区月出3丁目1番100号