令和4年(2022年)4月12日(火)NTT西日本による協力講座「情報と社会」が開講されました。
開講に先立ち、本学教員から協力講座の趣旨等について説明があり、NTT西日本熊本支店ビジネス営業部長の谷口秀樹講師が教壇に立たれました。
谷口講師は、コロナ禍の社会においてICTの重要性が高まっていることについて触れられ、本講座では、ICTを使って、これからの未来や持続可能な社会をどのように築いていけば良いか、学生の皆さんと考えていきたい、と述べられました。
その後、現在の通信技術やその歴史について、この20年ほどで技術が劇的に発展していることを、インターネットやスマートフォンの登場について触れながら説明されました。また、ICT(Information and Communication Technology)、AI(Artificial Intelligence)、IoT(Internet of Things)等といったキーワードについて、事例を紹介しながら解説されました。
さらに、少子高齢化によって働き手が減少してきている日本の現状を前提として、国・企業・個人など、それぞれの生産性を上げていくことの重要さを解説されました。そして、それにはICT技術による効率的なデータ収集と、その利活用が効果的であることを、様々な事例を交えながら説明されました。
最後に、様々な技術を組み合わせて課題を解決していくという力をこの講義、そして大学生活を通して培っていってもらいたいと話しをされて講義を締めくくられました。
【協力講座とは】
本大学では、「地域に生き、世界に伸びる」をスローガンとして、地域実学主義に基づく教育を学生に提供するための各種取り組みを行っています。
この取り組みの一環として、企業の持つ実践的知識を学生に提供する機会を設けることを目的に、平成19年度から企業等と協定を締結し、協定先の企業等が本学の正規の授業について担当する「協力講座」を実施しています。
【令和4年に開講される協力講座企業名】
西日本電信電話 株式会社 熊本支店
株式会社 熊本日日新聞社
九州電力株式会社 熊本支社