この度、総合管理学部総合管理学科本田研究室の学生が、令和3年(2021年)12月11日・12日に行われたISFJ日本政策学生会議の政策フォーラムにて、奨励賞(総合3位)・分科会賞を受賞しました。

ISFJ日本政策学生会議は、「学生の政策提言による望ましい社会の実現」を理念とする学生シンクタンクであり、学生による研究と政策提言を募っている組織です。研究成果は論文にまとめられ、全国の大学教員により評価を受けます。また、成果をプレゼン発表する政策フォーラムでは、産官学それぞれの領域から専門家がコメンテーターとして参加し、政策の評価とアドバイスを受け、論文評価と合わせて受賞論文が決定されます。

最終報告会である政策フォーラムは例年東京で実施されていますが、今年度はCOVID-19流行に伴い、オンラインで20大学98グループが参加しました。大阪大学や慶應義塾大学など、首都・都市圏の大学が中心として参加している中、数少ない地方大学の一つとして、本学総合管理学部の本田研究室が参加しました。

本田研究室では、統計データと統計学・計量経済学を駆使して、様々な社会科学に関する諸問題の実証分析を行い、その研究成果を、2015年度よりISFJ日本政策学生会議にて発表しています。今年度は、本田研究室から3グループが参加し、うち1グループが全グループの総合3位に当たる「奨励賞」を受賞しました。また、他の2グループについても、参加分科会内で最も評価が高いと認められる「分科会賞」を受賞しました。

　

奨励賞　古賀一星、木庭憲誠、德永千晴、西川綾菜

「教員が望む教育現場の実現―労働環境に潜む負のループの要因分析―」

　

経済産業①分科会　分科会賞　久保郁人、杉本幸穂、馬場佳希、中島颯奏

「持続可能な新薬開発促進―需要関数に基づく新たな補助金制度―」　

　

観光分科会　分科会賞　牛田遥香、中山輝、柳田綾香

「観光振興による観光需要の平準化」　

　

また、 令和3年(2021年)12月28日に半藤学長に、奨励賞受賞の報告を行いました。

半藤学長からは、「大変興味深く素晴らしい研究成果。これからはデータサイエンスが益々重要になってくる。このような成果をあげることが研究室の伝統となるよう、後輩に引き継いでいってもらいたい。」との激励の言葉をいただきました。

　

同論文のpdfファイルや、最優秀賞などの他受賞論文等については、以下のウェブサイトをご覧ください。

ISFJ日本政策学生会議