令和3年11月24日(水)のお昼休みに、コロナ禍以前に海外留学を経験した中満さん(文学部英語英米文学科3年)と堀さん(文学部英語英米文学科4年)に、それぞれの留学経験を話してもらいました。
日本語教師の資格を取るコースを受講するためにオーストラリアへ留学をした中満さんは、現地の人々や他国からの留学生との会話の中で英語には様々な訛りが存在することを再認識し、それまで発音を重視するあまり、自分の意思を上手く伝えることができなかった自分から脱却することができ、視野も広がったそうです。
観光業に関して学ぶために、「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」を利用してフィリピン、イギリス、アメリカ(コロナ禍により入国せずに日本へ帰国)へ留学をした堀さんからは、「トビタテ!留学JAPAN」の内容の説明に加えて、その留学の中で行ったフィリピンで見た農村部のカラフルな家の紹介があり、「ITの力で地方の生活を支えたい」という思いが生まれ、卒業後には関連する仕事に就くことが決まったと報告してくれました。
参加学生からは、英語習得面で留学までにやっておくべきこと、コロナ禍の中で留学先から帰国するまでの情報の収集方法などの質問があり、話者2人から、役に立った授業や学内での集中講座、短期留学などの紹介、コロナ禍の中で情報収集のために実際に利用したHPサイトや参考にしたサイトの紹介がありました。中には熱心にメモを取っている学生もおり、関心の高さを示していました。話者2人からは勇気を出して一歩を踏み出すようにエールが送られました。
イベント終了後に、個人的に話者2人へ質問をする学生や、英語力を向上させるためにチュータリングの予約をする学生の姿もありました。