高度グローバル人材育成(大学院生対象)
概要
令和元年度(2019年度)においてJICAと熊本県が締結した「熊本県と独立行政法人国際協力機構との連携協定」に県の発展に貢献する人材の育成が盛り込まれたことなどを踏まえ、本学ではグローバル人材育成を積極的に推進し、学部教育だけでなく、大学院教育においても、海外体験(国際協力・貢献活動)と大学院の専門教育を実施し、熊本のグローバル化に貢献できる人材の育成に取り組んでいます。
大学院修了後は、熊本県内の企業、行政機関等において、熊本のグローバル化をリードする人材として活躍してほしいと考えています。
対象
A: 国際協力・貢献活動を終えた方
- 令和元年度(2019年度)に概ね2年間の国際協力・貢献活動の経験がある方のための入試制度として、社会人特別選抜(国際協力枠)(※1)を2019年度に創設しました。
- 国際協力・貢献活動の体験を活かしたキャリア形成として、大学院博士前期課程で2年間専門教育を受けます。
※1 出願に当たっては、あらかじめ指導を希望する教員と相談が必要です。また事前にご相談頂ければ研究室訪問も可能です。ご興味があれば、国際教育交流センターまでご連絡ください。
B: これから国際協力・貢献活動を経験したい方
- 令和2年度(2020年度)、大学院在学中に1年間の国際協力・貢献活動を経験する大学院教育(博士前期課程)を制度化しました。
- 講義の履修や国際協力・貢献活動、学位論文作成等、3年間(※2)の専門教育を受けます。
- 令和4年度(2022年度)からJICAとの連携により、派遣前トレーニングを経てタイ等に1年間海外協力隊員として派遣され、「環境教育」、「コミュニティ開発」、「環境教育」または「日本語教育」のいずれかの職種の活動に取り組むことが可能になります(ただし現地の受入れ機関との調整や治安情勢等により、変更の可能性があります)。
※2 必要に応じて4年間を限度として延長を認めます。修学年限を3年間又は4年間とする場合は、長期履修制度が適用されます。なお、長期履修制度が適用されると、授業料の総額は、博士前期課程では2年間分と同額になります。また、年額は、総額を長期履修が認められた期間の年数で除した額になります。
優遇措置
- 入学者は入学金が半額免除となります。
- 大学院で奨学金を利用した方が、卒業後に熊本県内に就職した場合、奨学金返還に対する支援※3の対象となることがあります。
※3 「ふるさとくまもと創造人材奨学金返還等サポート制度」による支援となります。
学生隊員の現地レポート
お知らせ
- 担当
- 国際教育交流センター