本学独自の教育プログラム
プレゼミナール
大学で学ぶ楽しさと難しさに触れる
大学で何をいかに学ぶかという学び方や大学生活の過ごし方を、演習を通して学ぶ「プレゼミナール」を1年次前期の必修科目として開講しています。
10名程度の少人数のゼミ形式で実施され、学生同士、あるいは教員と学生がお互いに考えていることや感じていることを述べあい、刺激しあい、切磋琢磨しあう場として、大学教育への全般的な案内、導入~図書館等の施設の利用法~レポート/論文の書き方、グループワーク、プレゼンテーションなどを学んでいきます。
協力講座
社会の第一線で活躍する人から学ぶ
「協力講座」とは、大学と協定を締結した企業の第一線で活躍する人たちから学べるオンリーワンの授業です。各授業のテーマについて学ぶだけでなく、社会で求められている知識や技能とは何か、また、大学で学ぶ理論、知識が実際の社会の中でどのように役立てられるかなどを、企業の持つ実践的知識をもとに「理論」と「実践」を学びます。
【協定企業と開講科目】
協定企業 | 開講科目 | |
---|---|---|
全学共通教育 | 専門教育 | |
熊本日日新聞社 | 「マスメディア論」 | ー |
九州電力熊本支社 | 「エネルギーと社会」 | ー |
NTT西日本熊本支店 | 「情報と社会」 | ー |
新熊本学
「熊本」を学ぶ、「地域」に学ぶ
熊本で学ぶことの意義、それはここ熊本でしか学べないことを学ぶこと。熊本県立大学では、このような「熊本」にこだわった授業を共通科目の中で展開しています。それが、「新熊本学」。「熊本」という地域に、様々な角度からアプローチしていきます。
「新熊本学」(全学共通教育)
「新熊本学:ことば、表現、歴史」、「新熊本学:熊本の生活と環境」、「新熊本学:地域のビジネスリーダーに学ぶ」、「新熊本学:地域社会と協働」
Intensive English
英語漬けで英語運用能力を高める
英語運用能力を高めることを目的に、英語漬け環境で短期集中的に英語を学びます。期間中は英語のみを使用するルールのもと、学内学修と留学生を加えて行う合宿形式の学修とを組み合わせて行っています。講義やディスカッションだけでなく、留学生と一緒に行うゲームやパフォーマンスなど、異文化理解を深めながら、楽しみながら学べる内容になっています。
もやいすと育成プログラム
”地域づくりのキーパーソン”を育成するプログラム
このプログラムでは、熊本の自然や文化、社会に対する理解に立ち、専門の枠を超えて自ら課題を認識・発見し、地域の人々と協働して課題の解決に取り組む人材(もやいすと)の育成を目指します。
ジュニア、シニア、スーパーの3段階で実施しております。1年生から卒業まで「地域づくりのキーパーソン」としての素養を
段階的に養成していくプログラムです。
県内各所へのフィールドワークや災害に備えるためのワークショップなどを通じて地域への理解や防災に対する意識を高め、グループワークを通じて合意形成能力やファシリテーターとしてのスキルを向上していきます。
もやいすと育成での学びや地域活動を積極的に行う学生には「もやいすとスーパー」として評価し認定する独自の評価制度を設け、卒業後も地域課題解決に向けて実践的能力を発揮する人材を育成しています。
もやいすとグローバル育成プログラム
グローバルな視点を持ち、地域課題に柔軟に対応できる能力を養うプログラムです。1年次から4年次までの体系的な学びとグローバルな視点を持つため海外留学等を促進し、世界でも活躍できる学生を育成します。本プログラムの参加学生には、英語で熊本や日本について学ぶ「Kumamoto Studies」、海外インターンシップやボランティア等を行う「グローバル実践活動」等のユニークな専用科目が用意されており、これらの科目を履修することで、自国文化・異文化に対する理解を深め、英語運用能力の向上を目指すことができます。
フィールドワーク
現場に学び、実践力を得る
より具体的で深い問題意識や学習意欲を高めるため、現場での学習体験を重視しています。それがフィールドワークです。熊本県立大学では、このフィールドワークの手法をカリキュラムの中に積極的に取り入れています。
【文学部】 徳冨蘆花所縁の地探訪
【環境共生学部】干潟の環境と生物群集
【総合管理学部】ハンセン病の歴史と人権について考える
地域連携型学生研究制度
学生研究を企業や社会と連動させたプログラム
地域連携型学生研究制度とは、地域企業・地域社会から研究テーマを募集し、それを学生が地域連携型学生研究として取り組むものです。
学生は、地域が抱える問題に取り組むことで、社会人としての演習の場になり、実社会における知識活用のあり方、コミュニケーション力、問題分析・解決力などを会得していきます。
本学独自の教育プログラム
GPA制度
ポイント制による成績評価
成績は、授業科目ごとに、秀、優、良、可、不可の5段階で評価されますが、これに加えて、別の成績評価システム「GPA(Grade Point Average)制度」を導入しています。GPA制度は、授業科目ごとの成績評価(試験の得点:100点満点)に対し、一定の計算式に基づきポイントを付与し、1単位当たりの平均を算出し、5点満点で評価するものです。
GPAのポイントが高いと、成績優秀者として表彰され、逆にポイントが低い成績不振者には、担当教員が個人指導を行います。
オフィスアワー
Face to Faceできめ細やかな指導
学習や将来の進路など学生の様々な相談に対応するため、教員があらかじめ指定する時間に、学生が研究室を訪問し、相談ができるオフィスアワー制度を導入しています。
もちろんオフィスアワー以外の時間でも、教員が在室しているときは、自由に研究室を訪問できます。また、電子メールで相談することもできます。
キャリアセンター
熊本県立大学には、就職活動などの支援を行う『キャリアセンター』があります。キャリアセンターでは、センター長やキャリアコーディネーターが中心となり、学生が自分にあった進路・就職先を選択するための様々な支援を行っています。