学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

Diploma Policy
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全学(学士課程)

全学(学士課程)の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

1.学生が身につける資質・能力の目標

  • 知識・理解

    幅広い知識・教養に基づき学問の意義を理解し、自己を認識して、将来を構想できる。

  • 思考・判断

    多角的視点を備え、自ら課題を抽出し、論理的、分析的に思考して、総合判断ができる。

  • 関心・意欲

    地域社会及び国際社会に興味・関心を有し、異質性を認めることができる。

  • 態度

    積極性、自律性及び行動力を身につけ、社会状況の変化に柔軟に対応でき、社会において協調し協働できる。

  • 技能・表現

    他者と理解しあい、共生していく上に必要なコミュニケーション能力がある。

2.学位の授与(学士課程)

4年以上在学し、学部の理念及び教育研究上の目的に沿って設定した授業科目を履修して、学部において定める所定の単位数を修得した学生に学位を授与する。

履修科目と学位授与方針の関連

文学部

文学部の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

1.学生が身につける資質・能力の目標

  • 知識・理解
    • ・人文学における基礎的知識や方法を学び、幅広い観点から物事を考察する能力を修得している。
    • ・専門的研究活動に不可欠な知識と方法論を修得している。
    • ・修得した教養と専門的知識を通じて人間と文化の本質的価値を理解している。
  • 思考・判断
    • ・教養・専門教育を通して、さらには、卒業論文執筆作業を通して、自ら課題を設定し、分析し、整理する、総合的判断能力を修得している。
    • ・学内外における諸活動に於いて、自ら課題を設定し、分析し、整理することができ、総合的判断能力を修得している。
  • 関心・意欲
    • ・人文学に関する豊かな知識と能力に基づき、地域社会の特色を理解し、その在り方に思索を巡らす意欲がある。
    • ・人文学に関する豊かな知識と能力に基づき、国際的な視野に立って情報を正確に収集し、異文化を理解しようとする意欲がある。
  • 態度
    • ・人文学を学ぶことで得た知見を発展的に継承する態度が見られる。
    • ・人文学の知見を共有していこうとする態度が見られる。
  • 技能・表現
    • ・自分自身の考えを的確に発信する能力を修得している。
    • ・豊かな人間関係を維持するための十分な人間性を備え、そのために必要な技能を修得している。
    • ・国際的な人間関係を作り上げるために必要な人間性を備え、そのために必要な知識、コミュニケーション技能を修得している。

2.学位の授与(学士課程)

4年以上在学し、1に掲げる資質・能力を身につけ、文学部の各学科において定める所定の単位を修得した学生に学位を授与する。

日本語日本文学科の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

1.学生が身につける資質・能力の目標

  • 知識・理解
    • ・日本語および日本文学の専門知識を軸に、関連する人文系その他諸分野の基礎知識と学問の方法を身につけている。
    • ・日本語と日本文学の史的展開についての知識を有し、それをふまえて日本の文化を深く理解している。
  • 思考・判断
    • ・日本語あるいは日本文学についての、抱いた関心をもとに課題設定ができ、必要な資料・データを収集・整理・分析し課題解決ができる。
  • 関心・意欲
    • ・日本語や日本文学、日本文化について、修得した知識をもとに自発的に関心を広げていく意欲がある。
  • 態度
    • ・日本語及び日本文学を学ぶことで得た知見を発展的に継承する態度が見られる。
    • ・日本語及び日本文学の知見を共有していこうとする態度が見られる。
  • 技能・表現
    • ・現代の規範に則った日本語を操り、場面や状況に応じてそれにふさわしい話し方、書き方ができる。
    • ・学科の専門知識について、一般の人に理解できるような説明ができる。

2.学位の授与(学士課程)

4年以上在学し、1に掲げる資質・能力を身につけ、学科において定める所定の単位を修得した学生に学位を授与する。

英語英米文学科の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

1.学生が身につける資質・能力の目標

  • 知識・理解
    • ・英語学・英米文学・英語教育・英語圏やその他の言語文化について広く深い教養と専門的知識を身につけている。
    • ・英語それ自体、または英語で書かれたテクストを学術的に分析する知識と方法論を修得し、それに基づいて、異文化を深く理解すると同時に自国の文化を相対化できる能力を身に つけている。
  • 思考・判断
    • ・カリキュラムを通して培った論理的な考察能力を活用して、英語や英語圏の文学・文化、さらには広く社会に関して思索を巡らす能力を修得している。
  • 関心・意欲
    • ・英語や英語圏の文学や文化、思想に関する豊かな学術的知識を、国際情勢や異文化への深い関心へと発展させる意欲がある。
  • 態度
    • ・英語学・英米文学・英語教育や英語圏の文化を学ぶことで得た知見を発展的に継承する態度が見られる。
    • ・英語学・英米文学・英語教育や英語圏の文化の知見を共有していこうとする態度が見られる。
  • 技能・表現
    • ・英語に関する語学的知識を習得し、実践的運用能力を身につけている。
    • ・英語・日本語等の言語運用能力を駆使して、自己の考えや主張を正確に表現して発信できる能力を修得している。

2.学位の授与(学士課程)

4年以上在学し、1に掲げる資質・能力を身につけ、学科において定める所定の単位を修得した学生に学位を授与する。

履修科目と学位授与方針の関連

環境共生学部

環境共生学部の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

1.学生が身につける資質・能力の目標

  • 知識・理解
    • ・国際的な視野と自然科学・健康科学に係る(高度な)知識をもとに、人間活動と自然環境との共生に関わる地域あるいは地球規模の諸問題を総合的に捉え理解し得る能力をもつ。
  • 思考・判断
    • ・環境共生型社会の創造に向けて、地域の発展と地域住民の快適で健康な生活や居住環境の向上を思考し、自ら行動するのに必要な判断能力・実践力をもつ。
  • 関心・意欲
    • ・人間活動と自然環境との共生に関わる地域あるいは地球規模の諸問題に興味・関心をもち、その問題を解決する意欲と能力を修得している。
  • 態度
    • ・環境共生の観点から地域あるいは地球規模の多様な諸問題を社会と協調しつつ主体的に活動し解決しようとする態度を有する。
  • 技能・表現
    • ・自然科学・健康科学に係る多様な事象を総合的に捉え、快適で健康な生活や居住環境の向上を目指し活動する技術及び表現力を修得している。

2.学位の授与(学士課程)

4年以上在学し、1に掲げる資質・能力を身につけ、環境共生学部の各専攻において定める所定の単位を修得した学生に学位を授与する。

環境資源学専攻の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

1.学生が身につける資質・能力の目標

  • 知識・理解
    • ・自然科学に関する基礎的な知識をもとにして、環境共生に関わる諸問題を考察する能力を修得している。
    • ・生態系の仕組みを正しく理解し、人間活動が環境資源に及ぼす影響を調査、解析、評価する能力を修得している。
  • 思考・判断
    • ・私たちを取り巻く様々な環境問題の中から、自ら課題を探求し、解決するために必要な総合的能力を修得している。
  • 関心・意欲
    • ・環境に対する興味・関心を有し、国際的な視野をもって、地域あるいは地球規模での環境問題の解決に貢献しようとする意欲を有している。
  • 態度
    • ・複雑化、多様化する環境問題に柔軟に対応できる幅広い視野と能力を修得している。
    • ・環境保全に関わるボランティア活動などに積極的に参画し、他者と協調しながら主体的に活動できる能力を修得している。
  • 技能・表現
    • ・科学的、専門的な知識に基づいて、自然環境の素晴らしさを一般の人々に伝えるインタープリターとしての能力を修得している。

2.学位の授与(学士課程)

4年以上在学し、1に掲げる資質・能力を身につけ、環境資源学専攻において定める所定の単位を修得した学生に学位を授与する。

居住環境学専攻の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

1.学生が身につける資質・能力の目標

  • 知識・理解
    • ・建築・都市・地域の視点から自然と人が共生する真の姿を探求し、高度な専門性と倫理観を基に新しい居住環境を創造する能力を有する。
  • 思考・判断
    • ・建築・都市・地域を取り巻く様々な課題を抽出し、論理的、分析的に思考し、判断する能力を有する。
  • 関心・意欲
    • ・世界的視野に立って現代の諸相を捉え、地域の立場から複雑な問題群を解決しようとする意欲を有する。
  • 態度
    • ・地域社会の変化に柔軟に対応でき、専門知識を活かし積極的、主体的に活動できる能力を有する。
  • 技能・表現
    • ・専門分野の講義や実習で得た知識を統合して構想する能力と、その構想を具体化するための技術力と実践力を有する。

2.学位の授与(学士課程)

4年以上在学し、1に掲げる資質・能力を身につけ、居住環境学専攻において定める所定の単位を修得した学生に学位を授与する。

食健康環境学専攻の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

1.学生が身につける資質・能力の目標

  • 知識・理解
    • ・自然科学に関する基礎的な知識を基にして、食料・健康・環境に関する科学を総合的に理解し、専門分野に対する知識と技術を修得している。
  • 思考・判断
    • ・専門分野の講義や実習で得た知識を統合し、食料・健康・環境に関わる諸問題を国際的な視野をもって捉え、地域の立場から解決するのに必要な思考・判断能力を有する。
  • 関心・意欲
    • ・環境共生にかかわる諸問題に対する興味・関心を有し、食料・健康・環境に関わる複雑な問題を解決しようとする意欲を有する。
  • 態度
    • ・食料・健康・環境に関する複雑な問題に対して柔軟に対応でき、積極的、主体的に活動して解決しようとする態度を有する。
  • 技能・表現
    • ・「人と社会と自然との共生」の視点から、自然環境にやさしく、地域の環境特性を反映した「食と健康」のあり方を調査、解析、評価、実践するための技術力及び表現力を有する。

2.学位の授与(学士課程)

4年以上在学し、1に掲げる資質・能力を身につけ、食健康環境学専攻において定める所定の単位を修得した学生に学位を授与する。

履修科目と学位授与方針の関連

総合管理学部

総合管理学部の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 総合管理学部は、専攻分野を軸に学際的に修得した総合管理の知識を活かして、社会的諸課題を創造的に解決していく人材の養成を行う学部である。
 公共専攻では、主に法学・政治学の分野を学び、行政、法律、政策、福祉などの知識を基に他の諸科学の知見を合わせて活用し、社会的諸課題を解決する人材を養成する。
 ビジネス専攻では、主に経済学や経営学の分野に軸を置きながら多様なフィールドを多角的・学際的に捉え、社会的諸課題を解決する人材を養成する。
 情報専攻では、情報による社会的価値の創造を中心に据え、情報の原理と技術を実社会のフィールドへ応用し、社会的諸課題を解決する人材を養成する。
 卒業時に学生が身につけておくべき資質・能力を次のように定める。

1.学生が身につける資質・能力の目標

  • 知識・理解

    社会的諸課題の解決のために、市民としての教養的知識を身につけ、総合管理の専門知識を修得している。

  • 思考・判断

    総合管理の知識を用いて社会的諸課題を論じ、解決策について考えることができる。

  • 関心・意欲

    地域社会や国際社会に関心を持って意欲的に学修し、それらが抱える社会的諸課題を解決することができる。

  • 態度

    他者と協働して課題解決に挑むと共に、総合管理の知識を活用して社会に貢献していくことができる。

  • 技能・表現

    社会的諸課題の発見・調査・分析の技法を有し、多様な他者との協調のために適切な表現力、情報処理能力、コミュニケーション能力、そしてリーダーシップ力を身につけている。

2.学位の授与(学士課程)

4年以上在学し、学部の理念および教育研究上の目的に沿って設定した授業科目を履修して、学部において定める所定の単位を修得した学生に学位を授与する。

履修科目と学位授与方針の関連

文学研究科

大学の理念・目的を実現するために、研究科における人材養成の目的を踏まえ、次のとおり定めています。

文学研究科の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

本研究科においては、所定の単位を修得し、講義の受講、学位論文執筆、研究発表等を通じて下記の目標を達成した者に、学位を授与する。

博士前期課程

  • 将来的発展性のあるテーマを自ら発見し、学会の水準に達する調査、研究ができる。
  • 論理的かつ分析的な口頭、および論述による発表ができる。
  • 進路と研究に関して明確なビジョンを持つことができる。

博士後期課程

  • 先行研究から見て、独自性、新見性のある研究ができる。
  • 論理的かつ分析的で、学術的な価値の高い研究ができる。
  • 学会での口頭発表、論文の公刊などによって研究成果を効果的に発信できる。

履修科目と学位授与方針の関連

環境共生学研究科

大学の理念・目的を実現するために、研究科における人材養成の目的を踏まえ、次のとおり定めています。

環境共生学研究科の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

博士前期課程

1.学生が身につける資質・能力の目標

人間活動を支える場としての豊かな自然を保全しつつ、その持続的な利用をめざす環境共生に関わる諸問題を総合的に理解することができる能力を有する。

2.学位の授与

所定の単位を修得し、環境共生に関わるテーマを科学的に研究し、その成果をまとめ、プレゼンテーションおよび論文として公表できる能力を有する者に修士の学位を授与する。

博士後期課程

1.学生が身につける資質・能力の目標

環境共生に関する専門的、学術的な知識を修得し、環境共生に関わる諸問題に深い造詣を有する。

2.学位の授与

所定の単位を修得し、自然環境と人間活動の共生の方策を追究し、地域の発展と人間福祉の向上をめざす本研究科の理念に沿ったテーマについて研究し、その成果を論文として体系的にまとめ、社会に発信する能力を有する者に博士の学位を授与する。

アドミニストレーション研究科

大学の理念・目的を実現するために、研究科における人材養成の目的を踏まえ、次のとおり定めています。

アドミニストレーション研究科の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

博士前期課程においては、学際的な協働により社会的諸課題を実践的に解決していく人材の養成、博士後期課程においては、社会的諸課題を学際的知識と高度な手法を用いて創造的に解決し、アドミニストレーションの理論の発展を担う人材の養成を行う。そのために,修了時に次のような能力等を身につけた学生に学位を授与する。

博士前期課程

  • 知識・理解

    社会的諸課題の実践的解決のためにアドミニストレーションに関わる諸学問の知識を身につけている。

  • 思考・判断

    研究課題を、学際的知識を踏まえて分析的に思考し、課題解決に向けて研究の道筋を具体的に考えていくことができる。

  • 関心・意欲

    研究課題を主体的に発見し、その社会的意義を理解した上で解決に向けた研究に意欲的に取り組んでいくことができる。

  • 態度

    高い社会倫理観を持ち、修得した高度な専門知識と手法を社会貢献に向けて活用していく態度を身につけている。

  • 技能・表現

    社会的諸課題解決のための調査・分析等の研究方法を身につけている。そして研究成果を理論的・系統的にまとめ適切な方法で示し、その意義を広い社会的視野の中に位置付けて表現することができる。

博士前期課程

  • 知識・理解

    社会的諸課題を多角的・多面的に捉え、その解決とアドミニストレーションの理論の発展に向けた高度な学際的専門知識と研究方法を修得している。

  • 思考・判断

    研究課題を、多角的・多面的に捉え深く分析していく思考力を身につけ、課題に向けて独創的な研究の道筋を見出していくことができる。

  • 関心・意欲

    研究課題を発見し、その解決に向けた研究を進めるとともに、アドミニストレーションに関わる新たな理論の創造に意欲的に取り組んでいくことができる。

  • 態度

    高い社会倫理観を持ち、身につけた高度な専門知識と手法を社会貢献に活用していくと共に、学術の発展に真摯に貢献していく態度を身につけている。

  • 技能・表現

    社会的諸課題を独創的方法で解決していくための高度な調査・分析手法を身につけている。そして研究成果を理論的かつ系統的にまとめ適切な方法で示し、その意義を広い社会的視野の中に位置付けて表現することができる。

担当
事務局 教務入試課教務班