学長 堤 裕昭 (つつみ ひろあき)
博士(理学)。専門は海洋生態学 沿岸環境科学
環境共生学部長、地域連携・研究推進センター長、副学長を経て、令和4年4月に学長に就任。
ご挨拶
学長 堤 裕昭
過去3年間に及ぶコロナ禍がほぼ過ぎ去った時を迎え、現在の大学が置かれた立ち位置を振り返ると、以前とは大きく様相を異にする状況が発生しています。それは大学のキャンパス内のことにとどまらず、大学を取り巻く社会のあり方が大きく変化したことにも起因しています。大学での活動のみならず、生活のあらゆる場面においてデジタル化の波が怒濤のように押し寄せてきています。学生諸君の卒業後に向き合う社会を想定すると、そこでそれぞれの能力を遺憾なく発揮していくためには、在学中に所属する学部を問わずデジタル化の基盤をなすデジタルデータを取り扱うために必要な知識や技術の習得が不可欠となっています。また、そのデジタル化の進行と並行して、インターネットを介して世界中の情報が飛び交う状況も発生しています。その情報を収集して利用し、自ら情報を発信していくために、英語が特定の国々の言語の枠を超えて、現代社会の共通言語としてその役割の重要性をさらに増しています。今や英語で書かれた情報を入手し、英語で情報を発信し、国籍を問わず英語を使って話し合うことは、日常生活の一部となりつつあります。本学の教育研究の目標は「地域に生きる」「世界に伸びる」ですが、どちらを進めて行くためにも、在学中に情報社会への対応力と英語運用能力を修得していくことが不可欠です。その基盤の上に、所属する学部の専門知識や技術を積み上げて行くことを切に願います。学生諸君の卒業後に輝かしい未来が訪れることを祈念し、この瞬間、瞬間の自分に向き合い、真摯に努力する姿にエールを送ります。
過去の学長メッセージ
堤裕昭学長メッセージ
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